↓袋の中にオレンジ白菜が入っています

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​不登校支援を始めて25年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?




そんなにたくさんの
不登校児家族ブログを
巡回したわけではないけど



スクールカウンセラーのことを
「SC」と表記するブログに



ロクなこと書かれてませんねドクロ



スクールカウンセラーを
「SC」と表記するのは
有識者会議の報告書みたいに
何回も繰り返される時に
使われる略称なので



個人のブログに「SC」と書く人は
権威と一体化したいタイプなのかなと
ジャスパー(邪推+エスパー)してます。



   




友達とも仲よくできて
知的な理解にも問題なく
勉強もよくできるのに



既存の学校システムに
合わないから通わないという
不登校児さんのご家族にとっては



評価に漏れること自体が
屈辱に感じるのでしょう。



うちの子はちゃんと
できるのに評価されない






ということで、
不登校の原因探しを
みんなやるんですけど



友達関係だとか
勉強の出来不出来以外にも



学校教育の染まりやすさ
みたいな要素もあるなと
ぼんやり斜め見てます。



高校生を見ていると
それがよくわかるのですが



学校に9年通って
この仕上がりですか



と驚かずにはいられない
染まらなさぶりの生徒様が
中にはいらっしゃるのです。



特許申請級の
撥水加工です








不登校や不適応を機に
既存の学校制度に疑問を
お持ちになられたら



斎藤貴男さんの『機会不平等』を
お読みになるとよいと思います。






「今の学校って
 ヤンキーいないんですか」



という質問をよく受けますが
教員の指導力が上がったから
ではないのですね、残念ながら。



子どもが荒れなくなったのは
そうなるように制度設計されたから
という話が詳しく載っています。
 
 

2000年の学習指導要領
第6回全面改訂については
特に厳しく糾弾しています。

  


 

かねて指摘されてきた内申書の重圧は、“新しい学力観”によって改善されるのではなく、かえって制度化された。


学校の成績というよりも、企業の人事考課、処世術と呼ばれる領域に限りなく近い世界が、ここにある。


新しい学習指導要領における学習評価について検討している教育課程審議会は、そして二○○○年十月、現行の相対評価中心から、個々の子供に応じて設定した学習目標への到達度を見る絶対評価に改める方針を柱とする中間報告書を発表した。


それによれば、 日頃は点数の低い子が、努力して点数を高めれば、それが平均点に足りなくても、「4」 や「5」を与えることができるという。


また、「公徳心」「主体的取り組み」といった評
価項目を追加するとともに、教師による記述部分が拡充される。


二○○○年内には最終答申もまとめられる。


教課審の描く通りの学習評価が実現すれば、上司ならぬ教師の顔色を窺う“サラリーマン”的中学生が確実に増えていこう。


自発的に服従できる子供が、最もよい成績を取る時代がやってくる。
 (p.92、太字下線は追加)



当時(2000年頃)を
振り返ってみますと



神戸児童連続殺傷事件や
佐賀市の17歳少年の
バスジャック殺人事件や
1982年生まれの十代が
起こした「事件」が
格好の口実になりました。



この頃の権力者の方々は
若い頃に学校や公共の建物に
大きめの石とか火炎瓶投げて
機動隊に水撒かれたりしてたので



きっと今の子ども達も
自分達と同じようなことを
しでかすに違いないと恐れて



サトゥルヌス気分
作った制度なのかも。







それでも学校をあきらめたくない
という人にはこんな本もあります。