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ジェンダーレス Dramatic Cinema

海外ドラマ・映画の多様な一面を、車椅子の私の日常問題交えてご紹介、ハンディがある人への理解を深めていきたい。
車いす目線に立ったWebライターを目指して

Amazonプライムビデオ、Netflix、ディズニープラス、スターチャンネル、WOWOW
旧作が多めです

 

私は、2011年のきょう、映画館でひとり『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』を観ていた

 

 

 

地震発生時は劇中の荒波のシーンで地震に気付かなかった

映像が止まり周囲の悲鳴に包まれる中、エレベーターが停止した為にスタッフ5人で2階から1階へ、重さが100キロ以上ある電動車椅子ごと降ろして貰った

寒空の下、電話を掛け続け2時間後に母に繋がる

携帯電話を持たずに出掛けた母は、電車乗車寸前に地震が発生、家へ引き返したが辺りは停電で真っ暗

 

「電車が動いても混んで危ないから、ホテルで泊まりなさい」と母に言われ、映画館近くのホテルへ

フロントで空室をどうにか調べて貰い、一番宿泊料金が高い車椅子用の部屋が取れてホッとしたのも束の間、宿泊料金は前払いで、とスタッフ

 

宿泊代金やクレジットカードは持っておらず、これだけでも手伝ってほしいと用件を頼んでも、 プライベート空間の問題で出来ない、と言われ、言葉が不自由な私では埒が明かず、その都度電話し母から頼み込んで都合をつけて、宿泊料金は翌朝、母に持って来て貰うことで話がまとまった

 

初めてホテルで1人泊まった夜は余震が頻繁で、テレビを付けても緊急地震速報ばかりで、怖くて心細くて全然眠れない

明け方が近づくと、電車が動いているか不安が募って、やっとの思いで繋がった電話口から、「これから行く」と言う母の言葉にホッ

ホテルのスタッフも、母の姿を見て胸を撫でおろした様子

その日はエレベーターも全部動いて帰宅の途に着けたものの、翌日からは電車も駅へのエレベーターも動かず、しばらく出かけられなかった

 

移動手段に必要不可欠で、いつも使っているエレベーター

一旦止まると中々動かせられない

便利は不便になり得る

 

東日本大震災の経験は忘れずに、今も知識として役立っている