3.11の時、私は在宅していたのですが、その日
「生まれて初めて味わう恐怖」というものを体験しました。
それは、我が家の2匹のにゃんこ達も逃げ惑う程の凄い地震でした。
物凄い地鳴りと共に、家が潰れるんじゃないないか
と思う位の揺れです。
携帯電話から発せられた、警戒音の影響もあったかも知れませんが
ビビりの猫は、パニックになったのです。
猫なりに危機感を持ったのでしょう、普段は寝てばかりなのに
必死に隠れる場所を探そうとする本能には驚きました。
右往左往していた にゃんこ達は、先ずダイニングテーブルの下に隠れたのですが
隠れても一向に揺れが収まらない状況に耐えきれなくなったんでしょうね。
テーブル下から、より体に近い椅子の下に移動して身を縮めたのです。
それでも揺れは収まりません。
そして、私がちょっとその場を離れた隙に、二匹のうちの一匹が
まるで「神隠し」にでもあったかのように姿を消したのです。
外には出ていないので、家の中に居るはずなのに、どこを探しても居ないのです。
探してる間も、ずっと揺れています。 狭い我が家なので、もう探す所が見つかりません。
「どうしよう…どこに行っちゃったのォ~」![]()
そしたら、ふと何気に目を向けた猫のトイレの中に、何やら黒い猫陰が映っているではありませんか。![]()
まさか…
急いで中を確認すると
「居ました
」![]()
![]()
そこには、自分の存在を隠すかのように、遠い目をしたにゃんこが
うずくまって、隠れていたのでした。 私の呼びかけに反応せず、目も合わせず
反応したら、地震に見つかっちゃうじゃないの~
位の感じで、頑なに自分の存在を隠す事に
専念していた様でした。…丸見えなのにね
あれから11年・・・恐怖を体験し
トイレに隠れてた猫は今も生きてます。
貴重な体験をしたね。
そんな逞しく生きて来たにゃんこは、間もなく21歳を迎えようとしています。
「地震を語る猫」として語らせたら、べらべら語りそうなのにな~
残念です。


