M017、愚行録 | 崖っぷち女社長の挑戦記(旧/上海風情)

M017、愚行録

今月はたくさんの映画を観れて嬉しいです。

 

ここ5年ほどどのくらい映画を観ていたのかと振り返ると

2020年は22作

2019年は16作

2018年は32作

2017年は15作

2016年は41作

な感じでした。2021年は30作は観たいなぁ。

 

映画を観るといろんな感情や心理の体験ができて

心のデトックスにもなるし、エネルギーにもなりますねラブ

 

さて、今回の映画は一時期ハマってよく読んだ貫井徳郎氏原作。

 

未解決のエリート一家惨殺事件を追う週刊誌記者。

記者に語られ、浮彫になる一家の本当の姿。

そして記者自身の心の闇も暴かれていくという。

 

この映画の紹介にも書かれていましたが

「私たちが日常で交わす何気ない会話や人の噂話、

人間関係における秘められた羨望・嫉妬・見栄・駆け引き。

無意識に積み重ねられる愚行の数々には

観る者自身の生き方が問われ、極限まで人間性が試される」

 

観てみて、

たしかに学生時代に葛藤した煩悩、

経験した人間関係にまつわる醜い感情、

今となっては「それも含め青春だよね」と思えることも

誰もが何かに共感できる「愚行」を見事に描いていて生々しかった。

 

日本は格差社会じゃなく、階級社会。

本音がみえにくい人間関係。

今の時代だからこそ、シビれる内容でした。