私たち夫婦は基本的に‟夫婦2人ぼっち自由旅”なので、有名観光スポットだけに気持ちが集中する事がありません。
添乗員さんもいなければ、日本語ガイドさんもいません。スポットに行くまでの道中もワンダーランド
夫婦2人ぼっちなので、旅の間はお互いの足りない所を補い合いつつ、何とか無事に旅をして帰国せねばなりません
私にとって旅はまさに「修行」なのです(オットがどう考えているのか?は知りませんが。)
そういう旅なので、イラストとして選んだモチーフも有名観光スポット(例えばサンマルコ広場、嘆きの橋、リアルト橋、運河を行き来するゴンドラなどなど)ではなく旅の途中で何気なく写したショットから選びました。
イタリアって国は列車までなんてスタイリッシュでオシャレなのでしょう
フィレンツェに連泊していましたので、ベネチアは列車を利用して日帰りショートトリップでした。
列車の名前はフレッチャ(矢)ロッソ(赤)
まさしく矢のごとく走り抜ける赤い列車です~
あんまり似ていなけれど、、、
列車で相席になった男性です。
イラストよりずっと若くてイケメンでした
ベネチアまで2時間あまり・・・
向かい合って座っているのに何も話さず『・・・』ではあまりにも気まずい…ですよねぇ~
幸いにもとてもフレンドリーな方だったのでお喋りしながら楽しい時間を過ごしました。
私が「英語が得意ではない」というと彼は「大丈夫僕なんか日本語、全然喋れないもん」と言って笑いました
・ニューヨークから車で5時間ほどの場所に住んでいる
・男の子と女の子のパパ(スマホの写真を見せてもらいました)
・アーティスト(スマホで見せてもらった彼の作品は英文字をデザインしたような作品でした)
・ベネチアへは自分の作品が展示されている展覧会に行くために一人で向かっている
などなどなど、、、
あそうそう同じ「絵を描く人」として好きな色を尋ねたら、彼は少しだけ考えて「Green and purple 」と答えました
えー全く同じじゃん…何だか嬉しい
一期一会の旅人どうし・・・何てことない内容の会話でテンションあげあげ~
こういう出会いが私にとっては旅の醍醐味です・・・でも、日本語が通じる場面は極めて少ないので、やっぱり修行~~~それも今となっては懐かしい想いです。コロナ以降、旅から遠ざかっているうちにすっかり海外に行くのが億劫になってしまいました 英語耳もすっかり蜘蛛の巣が張っています
この時のベネチアは私たち夫婦にとっては2度目でした…昔々の1度目はツアーを利用したので、何処からか船で本島に渡ったように記憶しています。
なので、、、
列車でサンタルチア駅に着き、駅の外に出たら、、、エッ
駅前広場が海・・・
やはり自力で目的地に到達しないと味わえないモノってありますよねぇ。
今回のイラストは本当に描きたい部分だけに絞って描いて、塗りたい部分だけ塗りました。
自分が何を描きたいのか?
そこにフォーカスする要領が少しは分かってきた気がします。
自由旅ではレストランも選び放題です
テーブルにやって来たカメリエーレ(ウエイター)が品の良い初老の男性だったのですが、ナント!そのテレビ番組で出ていた方だったのでまたまたビックリ『本物だ~~~』
海老などシーフードのフリッターが美味でした
海の幸には白ワイン
何という銘柄のワインだったのか全く覚えていないけれど、すごーーーーく美味しかったという記憶だけはしっかり残っています。
こういうのも旅の醍醐味ですね
コロナで行動自粛しているうちにトシも重ね、何に関しても『メンドクサイ!』と考える癖がついてしまったような気がします
でも仕方ないめんどくさい物はメンドクサイ
無理しない
背伸びしない
あるがままに
自分の気持ちに正直に
旅に出なくても生きてるだけで修行ですから~~~
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