おはよう御座います晴れ


配信がスタートしたので、三話までいっきに見ました👀


主人公の女子高生 三人のやりとりが、とにかく可愛く面白くてアップ


性のテーマなのですが、全然いやらしいドラマではなく、明るく 爽やかに

そして、

真面目な話をユーモラスに、編集もテンポよく、素敵な仕上がりのドラマになっていて合格


さすが月9ドラマ「海の上の診療所」や「グッド・ドクター」などを手掛けてこられた藤野良太プロデューサーと、「コンフィデンスマンJP」を撮られた金井絋 監督‼︎ ラブラブ!



このドラマのテーマ性の問題と向き合っていく女子高生役の可愛い三人と♡ 左から、秋田汐梨ちゃん、永瀬莉子ちゃん、田鍋梨々花ちゃん 




第1話は、真面目で、性に関する知識が浅いわが娘の咲良(永瀬莉子ちゃん)について。親(私よ~^_^)が厳しすぎて、咲良をいつまでも子ども扱いしすぎるから 性についての知識もなくて、間違った情報をネットから仕入れてしまったり、、、
女子三人の会話で、SEXについてのきちんとした勉強をする!と宣言。そりゃ今後、どうなるのか〜??あー、家族としては もう心配!

 


第2話は、誰のことも好きになったことがない 紬(田鍋梨々花ちゃん)の性自認(アセクシュアル=無性愛)について。

男にも女にも性行為をしたいとは思わない、というアセクシュアルという性を持っている人は、日本人の約1%=113万人もいて、世界では7300万人もいます。

自分と違う性だから、という差別はあり得ないし、なにが当たり前だとか、どれが普通だとか、そんなの関係ないっ。みーんなそれぞれ、一癖も二癖もある時代。性だって、異性愛だけじゃなく、同性愛🏳️‍🌈、両性愛、無性愛、全生愛、などまだまだバラエティに富んでいます。

自分と違うことで差別するなんて古いし、他人と違うことで 私は変だ...なんて思わないで~
違いを認めることから、平和は始まる🕊
これも一つの性の勉強なので、ドラマでも性の種類についても触れています♂♀


そして、第3話では、体験人数が多めという設定の祐奈(秋田汐梨ちゃん)で、性病(性器ヘルペス)についてのテーマ。性病はとても怖いものだから、妊娠と同じく、その知識や責任 無くしては性交渉を行うべからずです。

ドラマでは、彼ができたらまず二人で保健所に男の子女の子行こう!というところ、驚いたかもしれませんが、本当にスウェーデンでは 教科書にも書いていることなのですパー


女の子は、心もカラダも特に繊細おとめ座
自分を大事にするためにも、教科書には書いていない、だけどこれから生きていく上で大切な知識を身につけてくださいパー



そんなわけで、このドラマは、

それぞれが全く違う恋愛スタイルですが、若い世代の女の子なら「あれ???」と一度は悩むような題材を丁寧に深掘りしてるので、10代の子が見たときに、3人の誰かに共感して感情移入できるようになっていると思いました☺︎






17.3という数字、これは何?と思う方も多いと思いますが、世界の初体験の平均年齢なのです。


昭和生まれの私としては、早っ!と驚いてしまう数字でしたが、時代が変わると 子どもたちを取り巻く環境も変わります。
今や、ネットにありとあらゆる情報があり、ドラマでも出てきますが、間違った性の情報なども溢れています。 
〝17歳なんてまだまだ子どもで、初体験なんてもちろん20歳過ぎてから、社会人になってから、結婚してから...〟そう思うのは 、両親、大人の理想であって、 悲しいかな 現実は違います。


だからこそ、性行為をその年齢で行ってしまう、しまわない、は別にしても、諸外国のように 現代にふさわしい性教育の在り方を考えていかねばならない世の中なのだと、このドラマを通して感じました。



「17歳はまだまだ子どもです」と娘の咲良に諭す場面より~



わが子を愛するがゆえに、いつまでも 性に関する話題から子どもを遠ざけること、、、
それが、未成年の妊娠という結果や、性犯罪に巻き込まれてしまう、など 取り返しのつかない事態を招き、子どもたちの未来の選択を狭めてしまうことに繋がってしまうことは悲しいこと。。。


このドラマはひらめき電球

性教育というものは、子どもたちが健全に生きていくための人間教育であると広く再認識させると同時に、大人が性教育に対して逃げずに、不安を抱える子どもたちと向かい合うきっかけになる作品〟だと、深く感じました。



若い世代と大人世代、そして教育に携わる皆様にも、ぜひ見ていただきたい!そんなドラマです



の。