いつもここをのぞいてくれる皆さんに、見ていただきたいドラマのお知らせですカチンコパー
 
 

 
このたび、ABEMAドラマ「17.3 about a sex」に出演することになりました☺︎
 
 
ドラマのテーマに関するキーパーソンになる母親、清野亜紀 役をつとめさせていただきますキラキラ
 
 
 
若い高校生役の女の子たち三人が主演のドラマですが、単なる青春恋愛物語、若者の群像劇ではなく、そこには、性教育に向かい合うこと、という深〜いテーマがあります。
 
 
時代的にもティーンに影響力のあるABEMAさんが、日本ではいまだタブー視されている性の問題に挑む、とお聞きし、このテーマの意義や重要性に共感しました。このドラマを通し、今の時代に必要なメッセージが伝われば、と出演を決めましたキラキラ
 
 

 
 
今回のドラマの情報解禁が、昨日の東京ガールズコレクションだったとのことハイヒールで、ドラマ部からリリースのためのインタビューを受けました☺︎
 
 
 
クローバー質問その1 
〜オファーをもらった時の率直な感想、今回出演を決めていただいた理由〜
このお話は、月9ドラマなど 共に仕事をしてきた信頼のおけるフジテレビにおられた藤野プロデューサーからのお声がけから始まったものでした。
 
その頃、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったことにより〝10代の女の子たちの望まない妊娠が増加した〟というニュースを知り、とても深刻な問題だと感じていました。このニュースを〝そうなんだ、大変な時代だなぁ〟と、大人は関心を寄せはするものの、社会自体は具体的には変わっていかない...
 
そんな中、若い世代にも影響力のあるABEMAさんから、「日本ではまだタブー視されている性の問題と向き合い、問題を提示していく作品を世に生み出したいんです」と聞いて
 
欧米に比べ極端に遅れているといわれている今の日本の性教育が今後、時代の流れに合わせ少しずつでも変わるきっかけになるのではないか、
そして
性教育というものは、子どもたちが健全に生きていくための人間教育であると広く再認識させると同時に、大人が性教育に対して逃げずに、不安でいる子どもたちと向かい合うきっかけになるのではないかとも感じました。
このような社会的意義のあるドラマに参加させていただけること、とても嬉しく思います。
 
 
 
クローバー質問その2
〜ご自身の”17歳”の頃を思い出して、主演の3名が演じる”17歳像”の中で、共感できたところはどこですか?〜
台本を読んで驚いたのが、今回つとめた母親役の亜紀が、実家の母の考え方とかぶるところが多く、その頃を思い出し、17歳の咲良たちの気持ちや、また、自身の演じる亜紀にも 台本を見て共感できるところがたくさんありました。
 
高校生の頃、〝野生の王国〟を見ていて動物の交尾がテレビに映ると 無言でチャンネルを変えるシーンや、娘のスカートが短いのを見て即座に「はしたない!」とたしなめるシーン、そして、「17歳なんてまだまだ子どもです!」と言う場面など、亜紀という人物像は、自身の母親ととても似ていたのが興味深く、そこに寄せていく作業もとても楽しく。
 
自身の17歳の頃を思い出すと、娘の咲良と同じく誰かに相談したい時期もありましたが、学校では生理的メカニズムくらいしか教えてもらえませんでした。
学校が教えてくれないなら、親に聞くしかない、でも両親にはそんな話をする雰囲気を醸し出すこと自体がNGでしたし、特に父親は厳格で怖かった。。。かといって、母も相談に乗ってくれるわけではなく、揃って 性に関して語ることをタブー視していました。昭和の時代ですし、日本古来の考え方、美徳とされていたことや道徳的なことなどもありますものね。
 
このドラマでは、最終回に向かうにつれ、私の演じた母親 亜紀もだんだんと、性について向き合うように変わっていきます。
時代も変わっているのですから、子どもたちを取り巻く環境も変わっている。だから教育もその時代に合わせ変わっていくべきだなと感じました。
 
このような役柄を演じられることは嬉しかったですし、これからの時代の大人はそうであってほしい。こんなお母さんがいたら、性に悩める子どもたちを救えるのではないか、良いも悪いも情報が溢れている今の世の中だからこそ、相談できる大人が増えることで誤った性の知識を持つ子どもたちが減り、彼らの未来の選択肢を増やせるのではないかと、そして社会的には性犯罪も減るのではないかと思います。
 
印象的だったのは
「お母さん、もう逃げたりしないから。」
と言うシーンです。性教育は子どもの未来を守るものでもありますし人間教育の一環
〝性〟という人間の大切なものと向き合い、健全に生きていくための人間教育なのだと感じました。
私自身も このドラマでたくさん考え、学ばせていただきました。この作品を、性に悩めるティーンだけでなく、子を持つご両親や、これから親になっていく方、教育に携わるすべての職についておられる方々など多くの方に見ていただき、このドラマの本当の意義やテーマが伝わればいいなと思います。
 
 
クローバー質問その3
自身の役を演じてみた感想や視聴者に向けたメッセージは?
現場で日々、可愛い娘 咲良役の永瀬莉子ちゃんと接していると自然に母親の気持ちになれました。性の話をタブー視し、娘に厳格にふるまいながらも、自身にとある“性の秘密”を隠している咲良の母・亜紀でしたが、娘を思う愛ゆえの行動で厳しくしていたので、演じる際に心がけたのは、ただ厳しいだけではなく、どこか天然な性格で、人間味が溢れ、愛情溢れた母親でいようと。
最終回は、母・亜紀と娘・咲良が 〝性〟をテーマに向き合い、2人の愛情や不安、決意がみられる大切な場面になったと思います。
 
ティーンだけでなく、親世代にも見ていただきたい作品です。時代に合った性教育に向かい合うこと、そこから逃げないこと、大人の責任でもありますよねキラキラこのドラマを観ていただき、親子がこれまで話せなかった〝性〟に対して少しでも話せるきっかけになればいいなと思います。そして、これまでに無かったテーマに切り込まれた作り手さん方の想いが、世に広く伝わればいいなと思います。
 
 
 
 
初回放送:9月17日(木)23時~

 
 
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