今回の芝居、宣伝やチラシを見られて、太夫姿を楽しみに観に来てくださるお客様も多いと思いますが、
脳に少し障害を抱えたおきみが、ひたむきに明るく生きていくさまでしたり、戦後三年、という時代の喧騒の中で、京都島原の歴史を守ろうとする人々の思いや、生きるために闘っている人々のたくましさやエネルギーみたいなものを舞台から感じていただけたら
とても幸せです
この原作 『太夫さん』の作家、北條秀司先生が、
三年間 島原に滞在して、70年前の京都島原を リアルに、色濃い人間模様を描いていらっしゃる作品です
名優 花柳章太郎先生が、私財を投げうち、北條先生に書かせたと言われている作品です。
なので、セットの重厚感やリアルさに驚くお客様がとても多いです。その効果は絶大で、私たち役者も、いらしてくださいましたお客様も、開演するやいなや、すぐにその時代にトリップできる、、、本当にいい効果をもたらしてくれています
大道具さん、小道具さんはとても大変だと思います
いつもありがとうございます!
波乃久里子さん演じるおえいさんと、本当の親子以上の情愛を築いていくお芝居が
毎日毎日 楽しくて、
おかあはんを見ていると胸がきゅんとします
出来の悪いおきみを 懸命に育ててくれはるおかあはん。。。大船に乗った気持ちで、波乃久里子お姉様のお胸を借りて のびのびと芝居ができる幸せを
ひしひしと 感じています
今回は二本目のおばあちゃんの子守唄には出ておりませんが、松竹新喜劇さんの皆様方の底力にも感動。
水谷八重子お姉様も、まるで本当のおばあちゃんのようなお芝居で、日々多くのお客様も驚いておられます
この出会いに感謝しています。
ありがとう♡
楽屋の玄関に 今年の書き初めを飾りました
の。