朝から
本当に、私は
今を、懸命に生きているか、、、
たくさん たくさん考えました。
少なくとも確かなのは
家族の生死が分からないまま ガスの臭いが立ち込める中、線路伝いに延々と歩き、カラカラに乾いた喉を癒す水も持ち合わせていなくて、その時になけなしの水を分けてくれたご家族の優しさは忘れていません。
埃まみれで命からがら実家にたどり着いたあの日、多くの人が亡くなったことを知り、生きていたことへの感謝、自分は命を拾ったのだ、と残された者にできることをやらなければと奮起したことを忘れません。
多くのご老人たちがひしめき合ってる避難所で手伝っていた2ヶ月間。助けに来てくれた人々の温かさは忘れません。
震災から2ヶ月後の21年前の3月、
家族と住んでいた西宮や、青春のすべてを過ごした痛手を負った神戸の街を後にし
命を拾った私が
夢を叶えるため 東京へ出てからというもの、
悲しいこと辛いこと 人生 何があっても、
生きていられることに感謝し、
後悔なく一歩ずつ、歩んできたということ。
そして
これからも自分のことだけじゃなく
日本や世界で起こっていることに目を向け
考え、やれることをやっていくと、誓ったこと。
そして
いざという時、家族を、仲間を守れるよう
防災や救命を学び、
震災を知らない次の世代にも、伝えていくこと、
それが
失われた命を無駄にすることのないよう
生きている者にできること
なのではないかと思います。
生かされているからこそ、今を懸命に生きよう
心から、そう思います。
私たちが生きる今日は、
もっと生きたかった明日かもしれないから。
ふとした時に口ずさむ 心に響く大好きな歌があります。何回聞いても、自分で歌っていても、すぐ涙が溢れでてきてしまうこの歌は、
21年前、神戸で生まれ、
いまも大切に歌い継がれている曲で、
東日本~全国、そして世界へ広がっています。
今年もこの歌に祈りを込めて。。。
『しあわせ運べるように♪』
地震にも負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう
傷ついたふるさとを 元の姿にもどそう
支え合う心と明日への希望を胸に
響きわたれぼくたちの歌
生まれ変わるふるさとのまちに
届けたいわたしたちの歌 しあわせ運べるように
復興のシンボル曲としていろんな方が歌っているので、皆様も耳にしたことがあると思います。
そう、人生は一度きり。
私たちは
災害でお亡くなりになられた人々の上に
生かされている
私はそう思っています。
以前、『ボーダーライン』というNHKのドラマで
救急救命士の役をやらせていただいた際、消防士の皆様からも日々教えられました。
生きているからこそ、しあわせ運べるよう
毎日を大切に生きていこう。
♪しあわせ運べるように ♪
https://www.youtube.com/watch?v=nQufiNohlLM
⤴︎
懸命に歌う子どもたちの姿に胸を打たれます
川嶋あいさんバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=LDngfGdrYjk
⇧兵庫県は、本当にこんな風景だったんです
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします
そして
そして
街の復興のためにご尽力されたすべての皆さまに敬意と感謝を。
この街の経験とエナジーが、東北の復興へとつながりますように。。。
の。