古都に伝わる文化遺産を披露する
秋の「京都非公開文化財特別公開」が
今月30日に始まるのご存知でしたか?☺︎
↓
http://www.kobunka.com/topics/pdf/hikoukai2015aki.pdf
京都の各所を廻らせていただきましたが、
本日のご紹介は
泉涌寺塔頭・即成院
で御座います。
皇室にゆかりがあり、
「御寺」とも呼ばれる泉涌寺ですが、
塔頭の即成院(京都市東山区)でまつられている
阿弥陀如来と二十五菩薩坐像(重要文化財)は、
臨終に際して極楽浄土へ導く来迎を表しています☺︎
つくらせたのは、
平等院鳳凰堂を建てた藤原頼通の息子、橘俊綱。
自由な姿で歌い、踊り、楽器を奏でる菩薩たちは
まさに
極楽浄土のオーケストラ!
そのうちの1体、
獅子吼(ししく)菩薩像は、
その表情から「ほほ笑みの菩薩」として人気なのですよ☺︎
「この前で笑顔の練習をされるモデルさんもいますよ」と平野住職が仰っておりました。
いつの世も、争いや苦しみがあって、
でもその中で平和を願う強い気持ちが、この優しく微笑む菩薩様をつくらせたのでしょうね☺︎
今回の特別公開では、
この菩薩面をかぶる菩薩体験もできますよ。
の。