久しぶりに仮面ライダーの依頼記事書きます。

 

「歴代仮面ライダーの性能を比較したら、やはり新型に近づくほど性能が良いのでしょうか?」

「最新のガッチャード、平成最後のオーマジオウ、と比べた場合昭和ライダーの性能って低いですか?」

 

先に答えを出すと、一概に何もかもの性能が低いとは言いませんが、やはり時代が新しくなるほど良い機能が発生しやすいです。

旧1号の頃から見ていくと、新世代になればなるほど色々な機能が追加されていくのは確かです。

これには時代背景も関わってきます。

仮面ライダー1号が誕生したのは50年以上も前です。その頃と現在では現実世界の化学知識が天と地ほども違います。

確か個人用のパソコンでapple1というのが出回っていたのですら1号誕生の数年後です。さらに数年後には有名なPC8801というパソコンが販売されていました。

ネットでパソコンの歴史を調べてみたところ、50年前のパソコンと現代のパソコンを比較すると下手すると、その演算速度は1億倍近く速くなっているらしいです(僕はこの手の話に疎いので間違ってたらごめんなさい)。

その当時に当たり前として存在する創作物は、その当時の科学力にも大きく影響を受けるので新型の方が高い性能なのは当たり前と言えるでしょう。それを踏まえてみていきましょう。

 

「性能1 身体性能」

比較できる部分を比較しましょう。昭和代表は仮面ライダー旧1号(以下1号)、平成最後のジオウはオーマジオウ(以下ジオウ)、最新のガッチャードはプラチナガッチャード(以下ガッチャード)で比較します。

 

1号:15.3m(幅跳び48.7m)

ジオウ:240.6m

ガッチャード:153.1m

 

ふむふむ。ガッチャードはシリーズが完結していないので、現在は中間形態というところでしょうか?

現時点ではジオウが最もよくジャンプできるようですね。

1号は15.3mと控えめな数値設定でしたが、それでも常人と比べると10倍以上もジャンプできるとわかります。

最新のガッチャードと比較すると10倍も違うのですね。

 

 

「性能2 感覚」

続いて視聴覚などの感覚について。

 

1号:常人の3倍の視力(4.5)。40kmの聴覚を持つ。あらゆる電波をキャッチできる、紫外線、赤外線も見える。

ジオウ:不明

ガッチャード:常人の30倍の視力、接触、気流、熱、音、匂いといった物理現象をこれまで(通常形態)の10倍感じ取る。

 

感覚についても、最新のガッチャードは通常形態で常人の10倍。プラチナだと30倍まで強化されるようですね。

1号は視力4.5とやや控えめではありますが、電波関係の性能は非常にすぐれていて、100m以内であれば相手の挙動を察知できるという凄い機能を持っています。

 

 

「性能3 特殊能力」

ここからは特殊能力について触れてみましょう。1号については新1号の資料しかなかったので、ここだけは新1号にします。

 

・1号

・ダイナミックボイス

・クラッシャー

・ライダーパワー装置

 

ジオウ

・オーナメントスロット

最大6個のウォッチを同時に稼働できる。ウォッチは手に取るだけで発動可能。

・スーツ

自己修復機能によってダメージの蓄積がほぼない。

・勲章(肩掛けベルト)

セパレートサージを放ち4km圏内の触れたものを異次元に送る。

・シューズ

因果律を操作して空中を浮揚することができる。

・肩部のプロテクター

鋼鉄の1200倍の強度。

・グローブ

周囲の物体の因果律を操作して自在に操ることができる。

・データ収集装置

敵の攻撃、回避タイミング、相手との距離、射撃の着弾点などを知ることができる。

・視覚装置

視野角270度、常時1000~1200度の赤熱した状態で、エネルギーを最大まで高めると熱線が放てる。

・オーマシグナル

どんな相手でも変身者の力が上回るようにシステムの歩度を調整する。

・理論具現化装置

森羅万象を実体化することが可能で、変身時に各種装備を装着させる働きをしている。

・ドライバー

時空を無に帰すほどの破壊力と、無か時空を生み出す創造力を変身者に与える。

 

 

・ガッチャード

・変換路

友情や情熱といった感情からエネルギーを錬成することができる。

 

公式HPからの引用で、特殊能力らしきものをかき出しました。

ガッチャードについては変換路いがいにそれらしきものはありませんでした(高圧で〇〇するなどしか書かれていない)。

ジオウについてもオーマジオウの紹介ページで書かれているそれっぽいものをかき出しました。

意外と時間を操るとか念動力についての記述はありませんでした。

ガッチャードは他の形態や装着するカードによって色々な能力があるのはわかりますので、やはり1号は圧倒的に特殊な能力が少ないです。

 

 

 

「まとめ」

今回は50年前と最近の仮面ライダーの性能についてサラっと見てみました。

やはり大昔の設定はアッサリしています。

現実でも50年前なんて今から比べると何もないに等しいです。持ち歩ける携帯電話なんて重さ3kgあったし、レビンと言う車の馬力も1970年代と現代では3倍くらい違います。とにかくありとあらゆる技術が雲泥の差だったことは間違いありません。

化学、技術の50年というのはそれほど差があるのです。

なので、現代と50年前の人類の発想も全然違うはずです。当時考え出された人物が現在と比べると低性能なのは当然だといえるでしょう。

 

ただ、考えようによっては、50年も前にこんな設定考えられたってスゲー!

と思う部分も多々あります。

例えばパワー関連。改造人間ということで全身が機械化されているわけですが、1号は片手で5トンの物体を持ち上げることができます。足には小型コンピューターが埋め込まれていて、精密な技術とパワーコントロールが可能となっている。

口元のダイナミックボイスは300ホーンの音響攻撃ができる。電光ライダーキックは凄まじい速度で蹴りこむため、足先が空気との摩擦で発光する。などです。

詳しく書くとキリがないのですが、読んでいるとものすごく豊かな発想の元に練り上げられたキャラクターだとわかります。

しかも完全に荒唐無稽ではなく、科学的に理にかなっているものがけっこう多い。

逆に最近の設定は読んだだけでは????となるようなものが多く、よく言えば発想力豊、悪く言えばかなり雑だなと感じてしまうほどでした。

 

以上新旧の性能比較をしてみました。