またまた格闘技の記事です。

 

「主さんは最近はやりの喧嘩自慢を制裁!動画についてどう思いますか?

  やっぱり格闘技やってる人なら簡単に勝てるものなんでしょうか?」

 

流行ってるんですね。そういう動画が・・・。

う~ん、実はその手の話は昔からよくあるんですよ。

僕の空手の過去記事に書いたことあるのですが、現代でも道場破りっているんです。

動画で配信してるってことは、筋書があるのかな~と思うのですが、仮に本気でやりあっているということで記事を書きます。

 

「素人の喧嘩自慢に簡単に勝てるか?」

その時のルールによるとしか言いようがありません。

例えばキックボクシングのルールで3分3Rでやるとします。

こういう限定されたルールの中でお互いがそれを遵守して戦うとしたら、経験者の方が有利になりやすいです。

ですが、経験者とは無敵の超人ではありません。

いくら素人でもパンチが入ればダメージを受けますし、倒れることもあります。

簡単に倒せるかどうかはわかりませんが、限りなく有利に戦うことはできると思います。

 

「ケンカ自慢はなぜルールがあると有利に戦えないのか」

有利に戦えないのは当たり前です。

それがルールだからです。

100mを走るのだけがものすごく速い未経験者がマラソンの大会に出て勝てるか?と言われたら、やはり不利です。

ボールをものすごく速く投げれるだけの未経験者が、外野の守備をいきなりできるわけではない。

リフティングの回数だけが世界レベルの人だからと言って、サッカー選手としていきなりプロと分かり合えるか?無理ですよね。

それらと同じで、喧嘩自慢の人がいきなりルールのある格闘技で戦うと不利だということです。

あとは、気持ちの問題もあるかもしれません。

喧嘩になるということは、お互いが興奮状態で戦いますが、ルールのあるリングの上では別に相手が憎いわけでもなく、アドレナリンが出てなかったりするから、いつもより撃たれ弱くなったりするのかもしれません。

 

「動画について」

僕は正直そういう動画が好きではないです。

試しに何本か見てみましたが、どれも同じような内容で生意気な態度の人がジムに入ってきてスパーリングして。という感じです。

昔と違って素人側の人も格闘技経験者じゃないかな?と思う動きをする人がほとんどですが、それでもプロと素人が戦うのは危険だと思います。打撃の流し方や殴られ方、首や全身の筋肉をしっかり鍛えたりしているならいいですが、手加減していても顔面にいいのが入れば骨折したり、むち打ちになったりするかもしれないです。

どうしても避けられない状況というならまだしも、それを売りにする動画は見たくないなと思いました。