クウガとアントロードの戦闘検証最終記事です。

 

アギトの怪人は名前がものすごく書きづらいので、女王アリ、ボスアリと表現させていただきます。

 

「ボスアリ」

映画ではギルスの触手にからめとられて必殺キックで撃破されました。

カマを持った攻撃を行うため、クウガが戦うとしたら青か紫ではないでしょうか。得物が長いので青で距離を取れば問題なく戦えるでしょう。

紫で戦うと間合いの不利+L字に曲がったカマのフックが邪魔でやりづらいかもしれません。ガリマと戦った時のように薙ぎ払う攻撃を上体を逸らせて回避。そこから返しの一撃を決めることができれば、紫の攻撃も当たると感じます。

金の力であればカマの攻撃がそもそも通用しない(弾かれる)可能性も高く、前述した薙ぎ払いを回避~突きカウンターの際に金発動でも十分切り返しをヒットさせて撃破できる感じます。

青の場合はロッドで撃ち合い、薙ぎ払いに合わせて子手打ちのカウンターをヒットさせればカマを手放させることも可能でしょう。また、同じく薙ぎ払いを前転で回避し、そのまま金の力発動~ロッド突き刺して撃破も可能であると考えます(ジャーザの時のような)。

相手の得物が長いので赤で戦うのではなく、得物か鎧を上手く使った戦い方が生きるのではないかと感じます。

 

 

「女王アリ」

女王アリは三又槍を使ってギルスの腕を切り落とした強敵です。

不用意に飛び掛かってパンチしたギルスの腕を槍で受け止め、そのまま切り落としました。ギルスは腕が再生しましたが、普通は元に戻りません。

赤で戦うには間合いが遠いので、ここでも青か紫が活躍します。槍の攻撃力が強いのですが間合いの関係上、やはり青がいいかと思います。

遠い間合いからの得物勝負になれば技術では、上下同時攻めや素早い小手うち、足払いや投げを駆使できて回避力の高いクウガの方が技術は上。女王アリはパワーで優れているので、いかにして槍を上手く使うかですが、青の機動力を完封できるほどのレベルではありません。

青の攻撃は飛び掛かっての突きや、転がっての薙ぎ払いなど回避が困難なパターンをいくつか持っています。特に怖いのは回避+攻撃の転がり必殺攻撃。前方に転がり、立ち上がるとともに相手の側面に回り込むような回転運動をしつつ必殺の一撃を入れる。

見ている側からすると、かなり見えにくい攻撃です。

パワーでは数倍強い相手にも十分互角に戦えるので女王アリが相手でも立ち回れるでしょう。

女王アリの攻撃に合わせて紫に変化して即必殺技というパターンもあるので、問題なく撃破できるでしょう。

 

 

「まとめ」

今回はアントロードのボスアリ、女王アリとの戦闘検証でした。

クウガはアルティメットに注目されがちですが、実は金の力がかなり強い。クウガは回避+攻撃のパターンが上手で、しかも必殺技にチャージが必要なくパターンに必殺技をからめられる。自分より何倍もパワーのある相手でも渡り合えるのも、しっかりした防御と攻撃あってのもの。

遠い間合いから防御重視で戦えて、カウンターに必殺技を使える上に打たれ強い。今回のように長い獲物を使う相手は動きが大きくなるところもプラス要因になる。

実際に劇中でやっている動きだけで検証できるのでやりやすかったです。