今回の記事は仮面ライダージオウのスピンオフ作品「RIDERTIME龍騎」についての依頼です。

 

「RIDERTIME龍騎に登場したアナザー龍騎と龍騎の戦いが続いていたら、どっちが勝ったと思いますか?」

「RIDERTIME龍騎に登場した龍騎とジオウはどちらが強いと思いますか?」

「RIDERTIME龍騎に登場した龍騎と本家龍騎はどちらが強いですか?」

「RIDERTIME龍騎に登場した仮面ライダーの戦闘技術検証、龍騎は記憶が戻る前後で比較」

「ミラーモンスターの捕食によるパワーアップの検証。変身者の技術なども考慮して身体性能の最大最小値を考察」←済

 

RIDERTIME龍騎を視聴できていなかったので、たくさんの依頼がたまっていましたので記事にしました。

やりやすい検証から順にやっていきます。

 

「RIDERTIME龍騎に登場した龍騎と本家龍騎はどちらが強いですか?」

「RIDERTIME龍騎に登場した仮面ライダーの戦闘技術検証、龍騎は記憶が戻る前後で比較」

TV本編に比べて戦闘の時間が少ないので、偏った考察になります。

 

名前がややこしいのでRIDERTIME龍騎をR龍騎と記述します(他のライダーもR〇〇と記述します)。

正式にどちらが強いと発表されているわけではないし、映像として作られているわけではないので、あくまで僕の主観で検証します。

劇中でMMを含む仮面ライダーの性能が上がった。もしくは下がったと言及されていないので、性能面は同じと考えます。

RIDERTIMEの映像を見ていて感じたのは、龍騎を含む複数のライダーの動きが大きく、硬いなと感じました。パンチを含め、いろんな攻撃のモーションが大きく、ちょっと慣れてない感じです。

記憶がないから戦いも稚拙になっているのかと思ったのですが、なくした記憶に関しては生い立ち方向に偏っているみたいなので戦闘に関しては素が出てるのだろうと考えます。

龍騎やナイトを含め、格闘+武器での攻撃は大振りになり見えやすくなった。それとは逆にカードの使い方は工夫が見られました。

インペラーやナイトを筆頭に、激しい攻防の合間の少しの隙を使ってカードを読み込む描写が多かった。これは本編では見られなかった描写で、本編ではだいたい攻撃で相手を下がらせてカードを読むか、カードを読んでいる間は相手が待ってくることが多かった。カードの読み込みに関してはRライダーズの方が工夫ができていると感じました。

まとめると、戦闘技術は本家、カードの読み込みはRのライダーズが優れていたと感じました。

 

 

R龍騎の記憶の有無による検証。

映像を見ている限りの感想です。

前述したが、記憶の有無は生い立ち方向に偏っている。そのため龍騎に変身できること。カードを使って特殊効果を発揮することは覚えている。戦い方もドタバタした立ち回りだが、本編龍騎も同じくドタバタした戦い方だった。これは、城戸自身が戦闘に特化した人間ではなく、あくまで一般人男性であることが影響していると考える。

龍騎は動きこそ大きいものの、その場で閃く機転の良さや、目的がハッキリした時に見せる爆発力だけは突出していた。その部分に関してもR龍騎は上手く再現していたのではないかと思える。

残念ながら時間が少ないため、機転の部分の描写は少なかったが。

記憶の戻る前後で一番大きな影響としては「機転の良さ」があるかと思えます。そのあたりを次項で考察します。

 

 

R龍騎と龍騎の比較。

前述した通り、格闘や武器で見られる大振りは本家龍騎にも見られた動き。もちろん細かい部分に関して言えば差はある。

相手を押している時の勢いや、集中力の高まった際の戦闘での強さが挙がる。

龍騎は戦闘技術こそ荒いものの、その場の閃きや機転をきかせた戦闘方法が上手かった(動き回るMMを妨害したり、タイムベントが発動する時に過去の自分へメッセージを残したり)。言うなれば素人だからこその意外な戦法がハマることが多かった。R龍騎は戦闘描写の少なさが響いたせいか、龍騎の持ち味であるその部分が上手く出されていない。

アナザー龍騎との戦闘で見せた、斬撃をギリギリで回避しての反撃くらいなものか。

龍騎とR龍騎の決定的な違いはそこではないかな?と感じた。

 

 

「まとめ」

どちらの龍騎も本家の役者さんが演じており、設定の差異も少なかった(ミラーワールドで消滅するタイムリミットがない等少々の設定改変はあった)。もちろん二つが同一の世界という確証はなく、あくまで「仮面ライダー龍騎」と「仮面ライダージオウに登場した龍騎」の違いはあった。

龍騎に限らず、長い時間を描写できた本家の龍騎ライダーズと、今回のライダーズでは描かれ方に差はあるのは仕方ない。

それよりも、当時気になっていたカードの使い方等に工夫が見られたのは面白いと感じた。