取扱説明書が続きますが、今回はアマゾンです。


やはりというか資料が少なく、かなり難航しています。

今回の記事はあとからの加筆がかなり発生すると思います。


「仮面ライダーアマゾン」

変身者:山本大介

身長:175cm

体重:62kg

パンチ力:不明

キック力:不明

ジャンプ力:80m

走力:不明


「身体性能」

・変身前でも常人離れした身体能力をもっている。

・変身前でも中型バイクを投げ飛ばし、打撃で怪人を仰け反らせ、棒で殴って追い返す。

・変身後の身体能力は大介の10倍。この設定から大介は変身前でも垂直跳びが8m飛べる。

・プロテクターに見える部分は筋肉である。

・アゴの力は3トン以上ある(肉食恐竜なみの咬筋力)

・手足にあるヒレカッターは鋼鉄ですら切り裂く。

・俊敏な動きが得意で、動きの素早さは9人ライダー中最速である(設定より)

・アマゾンの攻撃は「目にも止まらぬスピードで攻撃する」と紹介されている。

・噛み付く時には白い牙が見える。


「感覚性能」

・常人の1000万倍以上におよぶ嗅覚。

・上空100mから1匹のアリを視認できる高分解能の目。

・わずかな気圧や温度、湿度の変化、風向きや磁気まで検出し、獣人の接近はおろか台風や地震などの天変地異までも察知することができる。


「攻撃力」

・変身前でも獣人を追い返すほどの攻撃力を持ち、怪人に噛み付いたりしていた。

・変身前で怪人がのけぞるほどの打撃を加え、ライフルを素手でへし曲げる。

・変身後には獣人の手足をすれ違いざまに食いちぎるなんて朝飯前。

・ヒレカッターは軽く触れただけでザックリ切れて大出血する。

・攻撃力の明確な数値設定がない。

・なぜかアマゾンはパワーが弱いという意見がネット上でよく見かけるが、設定上は「並外れた怪力もアマゾンの武器である」と紹介されている。


「防御力」
・変身前の状態でも獣人の攻撃をバシバシ食らってピンピンしている(血は出る)

・変身していない時に、車にしかけられた爆弾を直撃させられるがノーダメージ。

・全身が強化された筋肉でできており、鉄骨で殴れば鉄骨が折れ、機関銃でも致命傷を与えられない。

・人間が溶ける泡を受けても「そんなものはアマゾンには通用しないのである」とナレーションが入る。

・氷漬けにされても「お前らのアジトを突き止めるため、わざと凍ったんだ」


「弱点」

・青いイナズマという武器から出る電撃は、ギギの腕輪と同調してアマゾンの変身機能を封じる。

 ただしギギガガ状態になると無効。


「ギギの腕輪の効力」

・圧力を受けると全てを貫く高熱を発する。

・失明状態から回復

・かなり大きな氷の中に閉じ込められた状態から瞬時に脱出



「ギギガガ状態」

アマゾンがギギとガガの腕輪を装着した状態。この状態になると「何者にも負けぬ超エネルギーが宿る」

一瞬で変身解除させられる弱点の攻撃ですらまったく無効になる。

真のゼロ大帝を「どんな高熱も防ぎ、あらゆる攻撃を跳ね返す」という鎧ごとバラバラにした。


「戦闘技術」

噛み付いたり、引っ掻いたりするせいで単なる野生児と思われることの多いアマゾンであるが、実は戦闘技術が低いわけではない。

以前にも紹介したことがあるが、アマゾンは飛びかかった相手の側面に回り込む動きをよく見せる。さらに相手の腕を動かせないように拘束しながら相手の体をコントロールするという高級戦闘法を披露する。

相手の攻撃にもしっかり反応し、受けと素早い出入りによる回避をよく使う。さらに相手のローキックをストッピングで止めたり、足を使っての蹴りの防御や、足元への攻撃にもしっかり対処するなどかなり高い防御力をもっている。


攻撃技術では、地上空中問わず、すれ違いざまに相手の手足を食いちぎるというおそろしい攻撃方法から、馬乗りになっての噛み付き、拘束しての噛み付きなど接近戦で噛み付いてくる。

手刀打ちを多用する。相手に痛撃を食らわせたあと、右腕だけで一気に10連だを叩き込むこともあるほど連打の回転が早い。パンチの回転も早く、上段攻撃を受けて懐に飛び込み、ショートパンチの連打を叩き込むことがよくある。さらにそこから投げを打ち、大切断という必勝パターンがある。

相手の腕を内廻し蹴りで弾いて、そのまま後ろ回し蹴りを叩き込んだり、上を攻めたあとに低空の後ろ回し蹴りで相手を転ばせることもできるし、上下を攻め分ける足技が豊富。


組み付いたら即座に膝を叩き込むし、モタモタしていると噛み付いてくるので組み技もひじょうに危険だ。

序盤では組んだらそく噛み付いていたが、中盤くらいからは膝と噛み付きの二択攻撃をするようになった。


必殺技の大切断に関してだが、上空から急降下しながら「だいせつだーん!」と叫びつつ振り下ろされるイメージがあるが、もっと小さなモーションでも打てる。

シリーズ通して大切断はいたるところで使われており、モーションがひじょうに小さい。

腕だけでなく足のヒレカッターの切れ味も抜群で、飛び蹴りがカスっただけで獣人が大出血することもあるし、接近戦の乱打戦中に突然獣人の首がすっ飛んでいったこともある。

あたれば一撃必殺の威力を秘めている大切断が、めちゃくちゃ素早い動きで、かつ、小さなモーションで行われるのである。

相手に背を向けて転がったと思ったら、その時足のヒレカッターで獣人を切りつけていたりする。

もう、アマゾンとは接近戦をするだけでヤバイ相手だ。

かと言って遠距離攻撃をしていても油断ならない。なぜならアマゾンはジャンプして近づいてくるから。

劇中でも離れた場所から一気にジャンプして攻撃することがよくある。

悠長にしていると一瞬で組み付かれて気が付けばバラバラにされている。


「総評」

以前からアマゾンの動きは非凡なものがあるという評価でしたが、改めて見直してみると高度な戦闘技術をもっていることがわかり、ただの野生児ではない。

ラフファイトの先駆けかと思っていたが、それは噛み付きや引っかきという攻撃のイメージが強すぎるためで、実はけっこうな技術をもっている。

しかし、1号などのように高度な防御技術を持っていたりするわけではない。

上段攻撃には受け、避けを使い、それ以外の攻撃は基本避ける。

まぁ、避けるというのが実は最も難しいのだが、アマゾンは攻撃をよく避けるし、その後相手の側面に回り込んだりすることが多い。

防御面は技巧派キャラと比べるとやや弱いか?とは思うものの、十分なレベルである。


攻撃でも相手の側面に回ることがよくあり、相手の腕を封じながら大切断で切り落とすというエゲつない攻撃も見せている。再生する怪人が相手でもおかまいなしにバラバラにして倒してしまったりする。

相手の懐にサっと入って連打を浴びせたり、相手の体に飛びついて手刀を連続で叩き込んだりと、瞬発的な攻撃がすごく上手い。

このへんが9人ライダーでも最高の俊敏性があるという設定のたまものか?

すれ違いざまの攻防も他のライダーにはないレベルを見せています(手足もぎとるとか)


装甲面でも優れた防御力を持っており、十面鬼が爆発する攻撃を乱射してきてもまったくダメージはない。打撃にも強く、建物を破壊する攻撃や岩を粉砕する攻撃力をもつ設定の相手ともバチバチに殴りあえる。

さらには人間を溶かすような攻撃にもビクともせず、カニ獣人の泡にいたっては「そんなものきかないのである」です。氷漬けにされても即座に復活し「わざとだ!」と言い切る。

挙句の果てには車が一台吹っ飛ぶほどの爆発にモロに巻き込まれて、瓦礫の下敷きになろうともまったくノーダメージで出てきて「クソ」と言う始末。


他の昭和ライダーとちがって機械的な改造ではないため、防御力に難があるのではないかと思われることが多々あるようだが、そもそも設定の段階から筋肉だけで凄まじい防御力をもっている。

設定的にも劇中の大介の言動からも、武術のような経験があるわけでもなく、ほとんど反射神経だけでやってるんだろうな~と思わせるものがあり、理屈ではなく、自然体ですでに強いキャラだな~と感じました。