今回の依頼は「四大隊長とBlackが戦えばどのような展開になるのか?」です。

受け付けたのは最近なのですが、ちょうどBlackとRX関係を検証したあとですので、覚えている間にこの記事を書いてしまうことにしました。


四大隊長はクライシス帝国の幹部で、それぞれが高い戦闘力を持っています。

今一度、彼らをサラっと紹介しましょう。


ガテゾーン

怪魔ロボット大隊を率いるロボットの戦士。クライシス一の狙撃の名手。

マリバロン

怪魔妖族大隊を率いる女戦士。異次元空間を何万年もさすらううちに百数種類の妖魔力を体得した。

四大隊長の中でも高い地位にいる。

ボスガン

怪魔獣人大隊を率いる怪魔界一の剣の使い手。怪魔稲妻剣を自ら作り上げた。

ゲドリアン

怪魔異星獣大隊を率いる。怪力で動きが素早く、垂直な崖も登っていける。四大隊長では最もジャーク将軍の信頼度が低い。


いずれもRXに近い実力を持っている。

彼らと仮面ライダーBlackの戦闘をシミュレーションしてみましょう。

ちなみにBlackの方はクジラ怪人の命のエキスで復活後で考えます。

Blackはジャンプ力30m、ライダーパンチ&キックは屈伸とバイタルチャージで破壊力UP状態と考えます。

設定から考えると、この状態の必殺技はRXのRXパンチ、キックと比べても引けを取らない威力である。


「ゲドリアン」

他の3人に比べると少し見劣りしてしまう。俊敏な動きとは言えRXほどではなく、Blackの実力なら動きを捉えることは十分に可能でしょう。Blackは実際に自分より格上のシャドームーンとも互角の戦闘を展開できるだけの実力を示している。さらに破壊力ではRXにひけをとらない威力のライダーパンチ&キックを持っている。キングストーンフラッシュを有効に使うことで目くらまし~ライダーパンチ&キックという必勝パターンに持ち込める可能性は高い。


「ガテゾーン」

銃撃の腕前に定評があるガテゾーン。遠距離からの攻撃は飛び道具を持たないBlackにとって驚異になる。Blackがガテゾーンの懐に飛び込むためには、銃撃を回避する、もしくはジャンプして近づくの二択になるでしょう。Blackは劇中でもたびたびジャンプで怪人との距離を調節していた。ジャンプ中に撃ち落とされることもあったので、ガテゾーンの腕前次第では遠距離で釘付けにすることも可能。

しかし、問題は威力である。ガテゾーンの銃撃の威力ではBlackに致命傷を与えるには心もとない。

被弾を覚悟で突撃されると、逆にガテゾーンにはなすすべがなくなってしまう。

相性ではガテゾーンなのだが、決めての部分ではBlackに部があると見ます。


「ボスガン」

怪魔稲妻剣の威力は驚異的で、Blackの装甲でもダメージをうけることは確実とみられる。

ロボライダーの装甲でさえ大ダメージを受け、ロボから強制的にRXに戻されたことがある。RXとBlackの戦闘技術は基本的な部分は同じ。身体能力をフルに使ってのパワーファイトである。

瞬発力の面ではボスガンと渡り合うことは可能であると考えられるが、実はボスガンの防御力は侮れない。RXキックを正面から跳ね返したことがあるのだ。もちろん怪魔稲妻剣を使ってガッチリガードしていたのだが、この状態のボスガンを崩すのは骨の折れる作業になるだろう。

しかし、ガードを固めたままではボスガンも攻撃ができない。

しかも、Blackはライダーパンチからのキックという二段攻撃であるため、ボスガンも防ぎきれるかと言われると、けっこう厳しいのではないかと。サタンサーベルをもったシャドームーンとの戦いを見ても、Blackは間合いの不利を身体能力でカバーすることに長けているし、剣をもった相手との戦闘になれているというのも大きいのではないかと思う。

経験の差でBlackが有利か。


「マリバロン」

隊長の中で唯一の女性であり、他の武闘派とちがって妖術を使った戦闘を行う。RXとの戦闘経験もあるし、立ち回りだけを見れば互角と言っても過言ではないくらいに、意外と強い。妖術だけでなく接近戦での体術や、光る鞭による攻撃、火炎放射なども使いこなす。

しかし、見た目通り生身のため打たれ強さはさほどではなく、光太郎が食らった光の杭を打ち込まれて死んでしまった。パワー面でもボスガンのようにRXを押せるほどのものがないためか、長時間の戦闘ではRXが優位にたっている。

Blackが戦うとなると、体術面ではおそらく互角。妖術による攻撃をBlackが回避できなければ、遠距離から延々攻撃されることも考えられる。このへんはガテゾーンと同じといったところか。

打たれ強さの観点から見れば、ライダーパンチ&キックで問題なく倒せるだろう。問題はどう当てるかである。マリバロンは不利と見れば即撤退するという引き際の良さがあり、うまいこと立ち回らないといつまでも遠距離からの攻撃を受け続けてしまう。個人的なおすすめ戦術としては、妖術での遠距離攻撃に対してキングストーンフラッシュを発射し、隙をついてのライダーパンチ&キック。

ダロムとの戦闘でも見せた必勝パターンに持ち込むのが最もやりやすいのではないかと。


「総評」

四大隊長は、ボスガンとマリバロンならBlack相手にも互角以上の展開を作れると思います。しかし、どちらも対抗策を持っているため、よっぽど綿密に責めないと逆転を許してしまう。逆に言えば、うまく立ち回りさえすれば、Blackを追い詰めることは可能ではないかと考えます。

ただ、倒しきれるかと言われると難しいな~と思ってしまうのはイメージのせいか?

ガテゾーンとゲドリアンはどちらも決め手に欠けるかと。とくにゲドリアンの方は、RXと互角に戦えた記憶がなく(ひょっとして見落としてるかも)かなり厳しい。ガテゾーンは体内爆弾をどう使うかで道連れにできるかどうかと言ったところか。ただ、遠距離からの制圧射撃くらいしか攻め手がなく、Blackの必勝パターンにはまったら単独爆死の運命になるでしょう(かなり吹っ飛ぶため巻き添えにできない)


以上四大隊長とBlackでした。