衆議院厚生労働委員会の民進党に対して思こと | 田村のりひさオフィシャルブログ「田村のりひさ直球勝負!!」Powered by Ameba

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 三重が地元の衆議院議員・田村のりひさが
日々感じたことを思いっきり書き綴ります!!
乞うご期待!!

年金法案が衆議院で可決され、参議院で審議中です。

国会も延長となっているので成立に向かって進んでいると思います。ちなみに「年金カット法案」と民進党は言ってますが、リーマンショックのような何十年に一回あるかのような状態にならないと名目・実質ともに賃金は下がらないので(賃金の下方硬直性)通常の不況下にはあまり有り得ないと考えます。

 

少なくとも第二次安倍政権になってからは、名目賃金はプラスが続いています。

それなのに、「年金3割カット法案」などと噓をついて国民にデマを流布する民進党には憤りを感じます。

 

基礎年金が現在と比べ将来、所得代替率で約3割り下がるのは事実ですが(年金額は上がります。また、物価で割り戻した金額は今とそれ程変わりません。)、これは今回の法案ではなく平成16年の年金改正法によるもので、民主党政権下でも判明していたことです。そして、その原因のマクロ経済調整という手法については彼らも年金を持続可能にするためには有効であると認めてきました。

にもかかわらず「野党に戻ればこの状況か。」と落胆してしまいます。

 

そもそも、この臨時国会は異例続きで理事会・委員会を開くための下打ち合わせである理事懇談会ですら民進党は応じず委員長の職権で開催することたびたび。

大臣所信の為の委員会も委員長の職権で開催と、私の20年にわたる政治家人生の中でも異常です。

 

まるで、彼らが反対している法案にまでたどり着かせないために遅延行為しているようでした。何が提案政党かわかりません。

 

何度となく維新の党や共産党の正論に助けられ委員会は運営することができました。(実のところ両党とも呆れていました。)

 

反対ばかりで対案も出さず、委員会のルールを破って勝手にパネルを掲示するなど無法地帯さながらの衆議院厚生労働委員会でした。

 

このままの民進党で良いのか心配です。

 

参議院の厚生労働委員会は正常に審議をして頂いているようですが、衆議院民進党の立直りを期待しています。