ウイグルとチベット、中国の人権進歩の「輝かしい例」と外相(AFP通信)
中国の王毅外相が中国政府がウイグル・チベットにやっている事は中国の人権進歩の輝かしい例だと言ったそうな。
すごいなぁ。それぞれの地域の文化抹殺を人権進歩の輝かしい例って…。
普通の人なら絶対にそうは思わないですよね。逆に恥ずべき事だと思いますが、それを堂々と美徳として発表すること自体が「恥」ですよね。
ちなみに、ウイグル・チベットだけではなくて、南モンゴルや香港、台湾国に対してもです。
さすがに台湾国は中国政府には毅然とした態度で対応しています。日本政府・外務省は台湾国を見習って欲しいですよ。
ちなみに最近、海外で報道されたとんでもないニュース。
ウイグル女性、収容所での組織的レイプをBBCに証言 米英は中国を非難(BBC)
そういう事をやる国において、一年後冬季五輪が開催される予定ですが、はっきり言って、冬季北京五輪は開催中止あるいは、不参加して欲しいですね。
五輪を目指しているアスリートの方々には心苦しいでしょうけど、ウイグル・チベット・南モンゴル等の地域に暮らしている人たちはもっと酷い立場・心境に置かれているんです。
4年に一度の開催なので、誰もが五輪に一度出場できるかどうかというチャンスを失う事は辛いかもしれませんが、人権弾圧を許すわけにはいきません。
日本政府が日和って何も言わないなら、JOCまたは選手団?などが勇気を持って不参加を発表して欲しいと…私は思います。
タレントのモト冬樹さんもいい事コメントしていますね。(東スポweb)
それから、
ウイグル弾圧企業は取引停止へ 日本企業12社、対応迫られ(共同通信)
この話は随分前に虎ノ門ニュースで取り上げてましたが、今頃…。
対応迫られたからやるんかい! 対応迫られなかったらやらんのかい!
そもそも、オーストラリアの研究機関がまとめたサプライチェーンに関する報告書に掲載されていた日本企業。それらに対して日本ウイグル協会がその企業12社に質問状を送り、11社からは返答があったということです。残る1社のパナソニックは実質無視だそうです。もうパナソニックの商品は買わん。
下記に企業からの返答のPDFが公開されています。
日本企業のウイグル人強制労働問題に対する取組みに関するフォローアップ調査についてのご報告(日本ウイグル協会のHP内)
各社からの大体の返答が…
調査した結果、弊社のサプライチェーンでウイグル人の強制労働とは関係がない
みたいな…。どういった調査をしたんでしょうか、甚だ疑問です。
サプライチェーンに「ウイグル人を強制労働させてますか?」みたいな質問をしたというのなら、バカとしか言いようがありません。「はい、やってます」っていう(中国の)サプライチェーンがありますか?
11社(+しまむら・京セラ)は、もっと前のめりで真剣な調査をやって欲しいですね。
パナソニックはもういいや。