枯葉の奥深さ | 川崎市のギター教室「先生のブログ」

川崎市のギター教室「先生のブログ」

ギタリストとして活動していますが、
同時に生徒さんにギターのレッスンをする仕事もしています。

そんなレッスンで感じた事、ギターを弾く方へ役に立つ情報を綴っていきたいと思います。

HP:http://www.itonorihiko.net/lesson.html

ジャズギターのレッスンで一番最初にやる曲は多くの場合「枯葉」にしています。

ロック、ポップスを中心に演奏してきた人向けにキーはCにしています。

枯葉はジャズ入門用の曲として知られていますが、なかなか奥深い曲です。

メジャー2-5-1、マイナー2-5-1だけではなく、6セブンスが出てきたり、曲の最後の方では4メジャーへ向かうためのセカンダリードミナントを2-5化してあったりとコード進行だけでも盛りだくさんです。

もちろん、最初はこれらを省略してやったりするのですが、それでも各コードトーンを意識してフレージングするのは(僕もそうでしたが)キーだけを意識してプレイしてきた人にとってはとても難しいことです。


なので、枯葉から始めた方も何曲か課題曲をこなした後にもう一度キーを変えて枯葉をやったりします。

そうすると皆さん枯葉の奥深さに気付かれます。

するともっとジャズギターが楽しくなったりします。

レッスンをしている僕自身も新しい発見や気付く事があってとても面白いです。