焦りがあっても問題に逃げてはいけない | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

学習してきたことが抜けている。

受講せずに講義が溜まっている。

 

こんなときは、

どの受験生でも当たりまえに焦りを感じます。

 

このときに、

おこなうべきことは、

抜けている知識を教本等で補完する。

受講できなかった講義を受講する。

が原因の正当な対策ですね。

 

しかし、

焦りからこれをも省略して早く追いつこうと

問題に着手するという思考が働くこともあるでしょう。

 

これはよろしくないですよ。

 

行政書士試験では問題が解けなくては得点できない。

だから問題を解くのは正しい考えですが、

問題を解くための論点の抽出、記憶、思考過程が

できていない状態です。

問題文の何をチェックして、何を想起し、

事案はこうだからこのように判断して〇、×を付ける力がないので、

結局問題文を覚えてしまうわけです。

 

言葉は悪いですがピーマンな状態です。

 

ちなみに、

「理由を踏まえて〇、×が付けられる状態」というのは、

例外が聞かれている問題だと、原則ではこう!

比較の視点が聞かれている問題だと、対になる場合はこう!

と言えることを指しますよ。

 

その問題が〇な理由、×な理由ではありませんので

捉え方を間違えないようにしましょうね。

 

さて、

上記で話したように、

中身がスカスカだと補完できていると思っていても

実は補完できていないということになります。

 

焦りはあるかもしれませんが、

やるべきことをやらないで力は付きません。

 

覚悟を決めてやりましょう!

 

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