フワっとした勉強とガシッとした勉強 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

時間がない中で広くその科目を見たいのなら
大枠を捉える学習でなければ
いつまで経っても終わりませんね。

これは受験生が苦手な学習です。

なぜ苦手か、
大枠を捉える勉強だけだと不安だからです。
「定義しか見ていないけど」
「原則しか見ていないけど」
「応用を見ていないけど」
「判例をみていないけど」
このように考えたら不安で不安で仕方ない。

だから大枠を捉える学習ができず、
かと言って集中した学習もできず、
苦しむのです。

今の思考の中に、
「繰り返し」という言葉は
一切ありませんでした
つまり、
学習そのものが一回限りのワンメイクと
考えているのです。

社会人で、時間もなく、忙しいのに、
一回で勉強を済ませようとしている。
自己矛盾の塊ですね。

フワっとした勉強は中途半端になります。
それを重ねることで完成させるのです。
スッキリしない勉強と思うかもしれませんが
それが両立学習ですよ。

プロとしてお仕事と両立するなら
この考えを持っておかないと
どちらも苦しくなります。

ガシッとした勉強については
また今度