答練・模試を受ける意味 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

私が受験生の時に、
177条の第三者の定義が
伊藤塾の答練で出題されました。
何とか覚えていたので書くことができましたが
完全解答ではなかったんですね。
基礎知識ですし当然そこをしっかりと
復習しました。

そうしたら、
その年の本試験の記述式問題で
出題され完全解答することができました。

運が良かったと思われるかもしれません。
カリキュラムをこなしただけですので。

ですがその時の講座受講生が、
全員完全解答できたかと言うと
そうではないはずです。
※合格者でも完全解答していない方も
いらっしゃったので。


答練・模試はトリガーになる
のです。
何のトリガーでしょう?
自己の不足を見つけ
見直すことができる
トリガーです。

当時の私がその答練で、
「まー書けているからいいか」としたら
完全解答できなかった可能性の方が高い
わけです。

自己の答練・模試の目的達成のために
詰め込み、その後は自己の不足を見つけられ、
トリガーとなる答練・模試は有効活用
しないとだね。
と思えるエピソードとして
感じていただければ幸いです。