行政法は過去問題がとても大切なのです! | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

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行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

民法のインプット講義が終わり
次は行政法です。

行政書士試験では、
最重要科目であることは
説明不要ですね。

以前もお話ししたように、
行政法は民法の学習とは異なります。

その学習で大事なツールとなるのが
過去問題ですね。


っと、
以前はこれだけの説明で良かったのですが、
今は情報社会で時代も変わりました。

情報が溢れかえっている現代では、
抽象的な説明では足りない!

つまり、
受け手の判断に任せるのは
逆に危険が伴うのです。

なぜ、
行政法は過去問題が大切なのか?

「出題実績の蓄積があるから。」
これでは過去問を数十回やればいいのね
という手段に着目した学習になってしまいます。

違うんだよねー。



行政法で一定の得点するのは
当たり前なんです。

試験の本質から考えましょう。
全ての試験には制限時間があります。
その中で合否判定基準を超える得点を
しなくては合格と判断されません。

時間内にいくら行政法で満点を取っても
112点、それだけでは合格の足元にも
及びません。

制限時間内に180点以上の得点が
必要になります。
※一般知識等で24点以上の得点も必要。

そうなると試験科目としての
行政法の
役割はなんでしょう?


「確実に得点しつつ、
                    時間を稼ぐ」


これが私の考える行政法の役割です。


「検討の民法」「リズムの行政法」
お伝えすることがあります。



そう、
行政法はリズムで解いていくものなのです。
リズムで解くというのは
急いで解く、焦って解くとは
別次元のものです。


チェックすべき箇所を見落とさず、
キーワード反射をして解き進む
これが行政法です。



直前期の答練や模試で
「ケアレスミスがあった」と聞くことが
あります。

「2つまで絞れたけど間違えを選んだ」
聞くこともあります。


これが行政法で発生したときは、
しつこく対策はどうするか?
具体的に何をやるか?
厳しく聞きます。

「注意するなんて対策はまず許しません。」

泣いても許しません!
↑ウソウソ、そこまで追い込みません。



でもそのくらい「リズムの行政法」で
ケアレスミスを出すのは合格に対して
致命的なことなのです。


このような合格戦略をとる行政法で、
過去問題は絶好の教材なのです。
だから回数なんかに捉われてる場合じゃない
のです。

キーワード反射するにはここをチェックする。
ここは見落としやすい。
この記載は混乱する。
などなど

行政法をリズムで解く力を養うのに
過去問題は必要不可欠なんです。

だから、
とても大切となるのです。

初学者の方も、既習者の方も、
行政法は成長しやすいです。
合格者の得意科目が1位 行政法で
あることからも明らかです。

過去問の使い方を間違えずに進めて
いきましょう!

ファイト!