走る車 | の無責任日記

の無責任日記

無責任、適当、変人。

スポーツカーが不振でミニバンのような車が独占らしい。
単なる生活の足で、動いていればそれでいいのか。
付加価値を求めるなら、走りよりも、燃費や静音性や快適性。
これで国産のおもしろそうな車はどんどんなくなっていきますね。
本当に残念。
やっぱりモータースポーツが根付きにくい国なんでしょうか。
大学生の時にバイクを買うか車を買うかで悩んだ時に、
バイクと天秤にかけた車が、スズキのカプチーノ。
本当に欲しかったけど、通学には不向きなのでバイクになりました。
カプチーノの復活を密かに願っていましたが、
そういう事はもうないかもしれません。
もし復活しても、キビキビ走る車ではなくなっていて、
顔つきもなんかもっちゃりしてる形で復活とかになりそう。


以下毎日新聞より
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http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060707ddm008020030000c.html
スポーツ車:「走り」より、実用性重視で不振 セリカもインテグラも…生産打ち切り

 国内の新車市場でスポーツタイプの乗用車が不振にあえいでいる。多人数で乗れるミニバンや燃費のいいコンパクトカーが人気を集め、かつて若者に 人気のあった車種は相次いで生産が打ち切られている。6日発表された06年上半期(1~6月、除く軽)の販売ランキングでも上位10車種中9車種をミニバ ンとコンパクトカーが占める。メーカーからは「クルマの走りに夢を託す人が少なくなった」と嘆く声も聞かれる。【岩崎誠】

 ホンダは先月、代表的なスポーツタイプ車種「インテグラ」の生産を終えた。85年に誕生し現行モデルは4代目。ピークの90年には7万3000 台余りを販売したが、05年は3000台程度まで減少していた。「NSX」も05年末に生産を打ち切った。後継モデルを開発中だが、スポーツタイプは当面 2人乗りの「S2000」だけになる。

 トヨタ自動車も「セリカ」の生産を4月に打ち切った。現行モデルが7代目で、これまで国内外で400万台以上が売れた。87年公開の映画「私をスキーに連れてって」に登場し話題を呼んだが、昨年の販売台数は約1600台にまで低迷した。

 不振の背景には、ドライバーの意識変化がある。中古車販売のガリバーインターナショナルが今年4月、20~50歳代の男女1000人を対象に行った調査では、自動車に求めるものを「単なる移動手段」と答えた人が44%で最多だった。

 一方「運転すること自体の楽しみ」は14%、「デートの必需品」はわずか1%。アウトドアのレジャーなどが広い世代に普及し、走りやスタイルより「多人数乗り」「低燃費」など移動手段としての実用性が支持されているためと見られる。

毎日新聞 2006年7月7日 東京朝刊