ハザードトリガーの発光改造の詳細を紹介します。

前編、後編に分けてと言いましたが今回で全て紹介しちゃいます。


内部全体像はこんな感じになります。

見た目はシンプルです。



発光の制御はATtiny85で行っています。

スピーカーの下にある部分を切り取り設置場所を作りました。

ATtinyの扱いについては最近紹介したATtiny85ブートローダー書き込みの記事を参照して下さい。


今回使用したATtiny85には8本の接続端子がありますが、実際に使用できる(プログラム制御)端子は5本しかありません。
今回接続したもの
メーター照明LED×1
ハザードトリガー接続発光LED×1
ビルドドライバー連動スイッチ×2
以上の4つになります。

ハザードトリガーのボタン発光はボタンを押した時だけ光れば良いので単に電池ボックスのプラスとマイナスに繋いだ簡単仕様にしました。





右側がビルドドライバーとハザードトリガーが連動するためのオリジナルのスイッチで左側に別に連動スイッチを増設しました。

こちらのスイッチがONになった時だけメーターの照明が点灯します。

この赤いカバーは内部をシルバーで塗装してメーター照明が効率良く光るようにしてます。




ビルドドライバーにハザードトリガーを接続した時に光るLEDはこんな感じに取り付けてあります。

劇中の様なビガーッとは光りませんが、雰囲気は十分でてるかなーと思います。

黄色丸はそのためのスイッチを新たに増設してあります。


ハザードトリガーのボタンの裏側です。

このボタンは強く光らせたくて、透明UVレジンで複製して中をくりぬいて使用しています。

ユニバーサル基板にLEDを半田付けして取り付けています。

白色の丸は内部のスイッチを押すための凸です。

プラ材で作るつもりが急遽こんな感じになってしまいました。



こちらのスイッチはハザードトリガーのボタンが押された時にLEDを発光させるために増設したスイッチです。



メーター照明のLEDはこの位置にホットボンドで固定しました。



ボタンの複製はセリアで購入した透明UVレジンハードタイプとこちらのプラスチック粘土を使って作成しました。



柔らかくなるまでお湯で温めたプラスチック粘土にオリジナルのボタンを埋め込んで冷やすだけで複製型が作れます。




あとはこの型に透明UVレジンを流しこんで固めるだけで完成します。



複製したレジンのボタンはバリ取りや厚みの調整等の作業が必要です。

最後にボタン内部をくりぬき、コンパウンドで磨いた後に透明ブルーで塗装して完成。


最後にプログラムを紹介します。

素人の作成したものですので間違い等ありましたら指摘して下さい。




以上で終わりです。

来年はどんな物を作ろうかな……。