円海山頂上附近のコブシの花が満開になっていました。今年、このコブシの木は花が咲き始めてから寒波に見舞われたため、満開になるまで結構時間がかかりました。今日は初夏を思わせるような暖かい日になったせいか、コブシの花も満開になりましたし、円海山地域のあちこちでウグイスの鳴き声を聞くことができました。
 中の写真は、円海山頂上すぐ下の道に咲いていたタチツボスミレの花です。タチツボスミレは山道の傍らにひっそりと咲くスミレなので、まさに「何やらゆかしすみれ草」に相応しいスミレだと思います。
 下の写真は、円海山の麓の交差点に立つ電信柱の根元に咲いていたアリアケスミレです。アリアケスミレは道路のアスファルトの隙間にでも根を張ることができるスミレで、非常に生命力の強い植物です。同じスミレでも、「何やらゆかし」と言うよりは、「何ともたくましい」という感じです。

 

 

 


 瀬上池の岸の樹木の枝で何か捕食していたシジュウカラです。今はシジュウカラの恋の季節のようで、あちこちでシジュウカラのさえずりを聞くことができます。
 瀬上沢の小川沿いの道にツクシが出ていました。ツクシを見ると、早春に至ったのを実感するのですが、今年は寒波が何度か来せいか、ツクシの出て来るのが遅かった気がします。