瀬上池の岸の道にハグロトンボがいました。ハグロトンボの腹部は青色をしており、光を受けると瑠璃色に輝きます。非常に美しい色です。ハグロトンボは中国語では黒色蟌(heisecong)と呼ばれるようです。蟌というのは、現代中国語の辞書には載っていないので、『康熙字典』を引いてみたところ、もともとはヤゴを指す字だったようです。現代では、イトトンボ科やカワトンボ科のトンボの総称となっているようです。
 中の写真はハグロトンボが翅を広げたところです。
 下の写真は、瀬上沢の小川沿いの藪から顔を出していたヒヨドリです。しきりに地鳴きしていましたので、仲間に何かの情報を伝えていたようです。

 

 





 円海山頂上附近の路傍にいたツマグロヒョウモンチョウのメスです。栄養が良いのか、このツマグロヒョウモンチョウは立派な体格をしており、飛んでいるときはアゲハチョウかと見間違うほどでした。
 下の写真は円海山頂上附近から瀬上沢に下りる道にいたジョロウグモです。どういうわけか、短い四本の脚を巣につけて、長い四本の脚を思い切り伸ばしていました。体操でもしていたのでしょうか?