円海山の頂上附近から瀬上沢に下りる道で、ヒヨドリの群がやって来て賑やかに鳴き交わしていました。そのうちの1羽をなんとか写真に撮ることができました。このヒヨドリ、私のカメラに気づいて、すぐに飛び立って逃げて行ってしまいました。この写真は、まさに飛び立つ直前のヒヨドリです。下の写真は、同じく円海山の頂上附近から瀬上沢に下りる道にいたタイワンリスです。どうやら日向ぼっこをしていたようです。


 


瀬上沢の小川の岸にいたアオジです。アオジはスズメ目ホオジロ科の野鳥で、漢字では青鵐と書きますが、中国語でも灰頭鵐(huitouwu)と呼ぶそうです。鵐とは日本語では「しとど」と読み、ホオジロを意味するとのことで、これは中国語の鵐(wu)でも同じです。ただ、色の感覚は同じとは言いがたいところがあり、アオジの頭の色は、実際には緑色なのですが、日本では「青」、中国では「灰」という漢字で表現しています。ひょっとして、昔は、青色も緑色も灰色と呼んでいたのかも知れません。下の写真は、瀬上沢の小川沿いの草はらにいたベニシジミです。かなり寒くなってきたせいか、少し元気がないように見えました。