Beer Voyage (ビア旅)

Beer Voyage (ビア旅)

旅の中で出会ったビールとお店、そこから垣間見た人々の生活について
(Daily living,Shop Info through MY Beer Voyage on the globe)

  

 YEBISU BREWERY TOKYOビールの無限の可能性を追求「∞」

 

東京の恵比寿に「恵比寿ガーデンプレイス」ができたのが、1994年のバブル景気直後。もともと東京にあったサッポビール醸造の地に誕生しました。そしてそこから30年後の2024年4月「YEBISU BREWERY TOKYO」が装いも新たにして再誕生。

JR山手線恵比寿駅を降りて、歩く歩道を行くこと5分。地下に降りていくゆるやかなスロープを降りた左手に醸造所のファザードが見えてきます。

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醸造所の白い階段を下りていくと、目の前にトレードマークのエビスさまとスチールポットが見えてきます。そして奥にはビールのタンクがあり、醸造担当の方がビールの様子を見ている姿も見られました。

この中心スポットの左手には予約制の有料のツアー(説明付きのご案内)の受付と、醸造の歴史を展示したブース(無料)があります。

そして右手には「タップルーム」があり、この恵比寿の地でしか味わえないビール「YEBISU INFINIY∞(インフィニティ)」を提供しています。タップルームの中に大きな大きなスチールポットがディスプレイとして配置されていて、とても洗練された美しい空間になっています。ゆったりビールが楽しめるインテリアの配置や設計です。

オープン間もないこともあり、特に休日はカウンターで整理券を発行してもらい、時間になると利用できる方式です。軽食とともにこの醸造所のフラッグシップとなる「YEBISU INFINITY∞」、期間限定のビールが楽しめ、4種類のビールが小グラスで提供されるビアフライト(飲み比べセット)もあります。私はこの時点では単品しか提供がなかった「ELITE HOP」という薫り高い限定ビールをいただきました。

(*)時期によって期間限定もビアフライトに含まれているようです。

 (写真:上期間限定 ELITE HOP/おつまみのおかかクリームチーズ)

壁面には「ビールの可能性は無限大」という、この醸造所のコンセプトがあちらこちらに配置されています。定点に集うことができなかったコロナ禍が明け、やっぱり実際に作り手の考え、歴史、ブランドコンセプトに直に触れられる場というのはいいなあと久しぶりに感じました。みなさまもぜひ「モノづくりの考えに触れながらの一杯」はいかがでしょうか。


(*1)現段階では混雑時(特に休日)は整理券をもらいタップルームが利用するしくみ

(*2)歴史ミュージアムの利用も階差時間区切りの予約制/有料サイトから予約できるようです。

 


◆YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)
  場  所:東京都渋谷区恵比寿4-20-1恵比寿ガーデンプレイス内

  営業時間:平日12:00~20:00(ラストオーダー : 19:30)

       土日祝11:00~19:00(ラストオーダー : 18:30)

       (*)定休日 火曜日(祝日の場合は翌日)/年末年始