私にできることがあればと
ボランティア＆アドバイザーとして
「居場所」つくりと
「希望」を伝えるための活動を続けています。
一瞬、一瞬、諦めない
価値観に合わせて
あなたらしい人生を歩こう
オンラインサロン「カルドマーニ」
オンライン「幸せ起業塾」主宰
今在るもので運命を変える
ライフナビゲーター 秋吉のりこです
この記事で少し書いていますが
15年ほど前
私は親子サークルを主宰していたんですよね。
そのサークルの名前は「カルドマーニ」
イタリア語でママのあたたかい手を意味する言葉を
名付けていました。
それが今の私の仕事の屋号にもなり
現在主宰しているオンラインサロンの名前として
引き継いで使っているものでもあります。
そのサークルの最初は
介護や育児で疲れていた私が、
「同じように疲れているママもいるはず」
「そのママたちを癒すことをしたい」
「安心・安全の場所でリラックスして欲しい」と、
同じ育児中のママさんたちを対象に
月に3回公民館を借りて始めたことから。
その時は息子が2才で
もうすぐ3歳になって
幼稚園のプレ保育に入るというタイミングでした。
その後に
娘を生むのですが
妊娠30週の時に
私の血圧が上がり、
（重症妊娠中毒症腎症でした）
緊急帝王切開での出産になって
娘は754ｇの小さな小さな赤ちゃんとして
誕生したんですよね。
生まれた後は90日間ＮＩＣＵに入院してて、
私は娘より一足先に退院した後にも
毎日おっぱいを絞って冷凍して
お届け＆面会に通う日々。
入り口で消毒してマスクして
制限ある中での面会を
10年以上前既に経験していました。
退院しても週に3回は通院して
感染症対策の為
病院へタクシーで行く以外は
家から出せず、
一般的な育児と
未熟児育児では違いが大きく
とても大変でつらいことが多い日々だったんです。
出産の少し前まで
親子サークルの主催はしていて
「産休に入ります」なんて
アナウンスもしたのだけど、
出産した後は
サークルを主宰する余裕なんて
全くなく…
それは時間や体だけではない
心の問題もありました。
一般的な育児と未熟児育児の違いを体験し
心の置き場も
居場所も見失ったのです。
誰もに心が開けなくなったし
希望も見えない
真っ暗闇のトンネルの中にいるような
辛い日々でした。
だから
親子サークルも再開できず
という感じだったんですよね。
数年後
私が心を開き
居場所を見つけたのは、
保健所が開いてくれた
「未熟児赤ちゃんのママの会」
そこには
私の住む兵庫県西宮市で生まれた
2,000ｇ以下で生まれた赤ちゃんのママが10数名
集まって、
未熟児を専門に診ている専門医のお話を聞いたり
同じように未熟児で生まれて
その当時小学生だったお子さんの先輩ママの
お話を聞いたりしていたんですよね。
当時1才から2才くらいまでの月齢の
赤ちゃんママを対象にした会でした。
保健所が主催で数回開催されて
「こんな集まりが必要だと思いますが
どなたか継続的に主宰して貰えませんか？」と
アナウンスがありました。
数年間お声がけしてきたけれど
なかなかご縁が繋がらず
残念に思っていると。
そこで
私が手を挙げたわけです。
休止していたカルドマーニを
未熟児ママのためのサークルとして
再開してみようと。
保健所との提携は3年ほど続けて
ママの癒しのために
ボランティアさんにもお手伝い頂いて、
「小さく生まれた赤ちゃんとママの会」を
７～８年ほど続けました。
そして今も
その会を主宰している時に
娘の通院していた病院で出会った
言語聴覚士さんとお付き合いが続いていて、
その方が別の地域で
医療的ケアが必要な赤ちゃん
小さく生まれた赤ちゃんのご両親を対象に
居場所つくりを始められたので、
私でお役に立つならと
先輩ママでもあり
主宰者の先輩でもあるということで
今もお手伝いさせて頂いています。
心を緩められる場所
心を開ける場所、
そして
希望が見えるヒントや
アドバイスが見つかれば、
それがどんなに小さくて細い光でも
それを頼りに前に一歩進めるのです。
想像もつかない
何も希望も見えないと
立ち止まってしまうし
縮こまりがち。
その気持ちが分かるし
私も先輩ママに希望を見せてもらい
救われてきたので、
必要な方に
私の経験がお役に立つといいなと
思っています。
最初に親子サークルも
私の起業の原点になったんですよね。
真っ暗闇のトンネルの中で
泣きながら縮こまって
しゃがんでいた私が、
今
「この家族だからこそ」
「今日も幸せ」
こんな気持ちで過ごす日々になったのは、
出会って下さった皆さんと
起業のおかげ。
そんな想いも
今夏出版する本にも書いています。
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