大震災から一年を前にして、外国からは、日本の震災復旧が極めて早すぎるスピードだと絶賛、驚嘆されています。


聞くところによると、ハイチ大震災は、2年が経過している今も、瓦礫は至るところに山積み、報道によれば、テント生活者も50万人もいると言う。


震災から一年足らずで、街中の瓦礫がかなり撤去された日本を見て、震災復旧がかなり早いと思ってしまうのも無理もないのだろう。


しかし、そうした驚嘆の声は、被災者には虚しさにしか聴こえない。被災した家族がいる同僚に聞いても、震災復旧がかなり早いどころか、行政や議会、東京電力の対応の遅さは、生活再建に致命的とも思う。

震災復興庁が、震災復興どころか、行政たらい回しの本部とも酷評されている事実からして、震災復旧が早いとは言えない。

国会では、震災復旧の審議どころか、【これからはコーヒーは飲まない】とか【クイズ形式の】質問ばかりで、与野党不毛な対立で被災者そっちのけ。

外国には、とても恥ずかしいが、こんな内情は出せないだろう。

現場で黙々と震災復旧にあたる職員、生活再建に取り組む被災者の前進を妨げる行政や議会、そして、一向に賠償しない東京電力の無能さを隠して、震災復旧が早いなどと、誇りに思うのは恥ずかしい限り。

特に内閣と国会は、土日返上して、震災復旧に陣頭指揮に取り組むべき。

土日返上しても早すぎる事は無い。早いどころか遅すぎる。

震災復興庁は、このままでは、震災復旧の陣頭指揮を発揮するどころか、二重、三重行政の最たるもので、屋上屋を重ねる愚策としか言いようがない。

復興庁を全面的に出すなら、関係省庁は復興庁の指示命令に従う権能を与えるべき。

復興庁に震災復旧の相談に行ったら、別の省庁の窓口を紹介されたと言うエピソードは、笑うに笑えない。

震災復旧が早いと外国から絶賛される報道を聴く度に、苛立たしさを感じる。

いきなりですが、、、、、

3年前に友人が自殺、私に遺書を残していました。

とても熱心な信仰者でしたが、その最後の手紙には、神に対する厳しい非難が書かれていました。

自殺する半年以上前から、神に対する信仰心が明らかに揺らいでいる様子が見受けられ、神に裏切られ、支えられているものが根底から崩れた惨状は、見ていてもどうすることも出来ませんでした。

私は、ご存知の通り、訳あって無神論者ですが、その友人が最後の手紙で、信仰者としての絶望と裏切りをしたためた内容には、本当にショックでした。

そして、その翌年には、高校以来の親友が精神的に破綻を来たし、病院に入院して、今も精神的に重度な症状を抱えてしまいました。

親友は、とても真面目で、親が経営する会社に大学卒業後に入り、社長でもある父親から見込まれて、朝5時から翌日、深夜2時まで、本支店、海外まで飛び回る勤務でした。

私が、そんな勤務は絶対に続かない、社長に何とか言って勤務時間を減らせと、何百回勧告しても、彼は、オヤジの会社を引き継ぐために、先頭に立って仕事をしなければいけないと言い続けていました。

この不況のために、会社経営も厳しく、ますます出勤日が増えて、元日以外は毎日が出勤日と言う、恐ろしい事になっていました。

もちろん、自宅に帰る暇すらなく、社長は帰宅するのに、彼は会社や系列の工場で寝泊まりする過酷な勤務の末に、うつ病を発症させてしまいました。

アルコールの量まで加速度的に増えて行ったようで、もう、どうにもする事が出来ませんでした。


今年、別の友人が、春先に実家に居るところ、この震災と、震災に伴う10mを超える津波に襲われ、行方不明者になってしまいました。彼は、私には黙っていたのですが、職場での人間関係にかなり悩み、休職していたのでした。その事を、別の友人から聴かされた時は、がく然としました。

私は、何が言いたいかと言えば、世の中で、『自殺者を減らそう』とかキャンペーンが盛んになって来ましたが、こうして、次々に友人の心身の異常を目の当たりにしても、具体的な対処法がわからず、結果として、大切な友人を失ってしまいました。

心身に異常を来している身近な人たち、あるいは、その異常すら隠そうと振る舞った人たち、そんな状況の前に、無力な自分にがく然とするばかりです。

こんな自分にも、まだ友人は何人かいますが、彼らの平穏無事を思わずにはいられません。
あのオリンパスは、巨額不正決算が判明した。


野田の油狸は、イギリスのメディアに、オリンパスや大王製紙の問題は例外であり、あたかも日本の企業全般に当てはまった企業風土ではないと言う主旨を言ったそうだが、誰が信じるだろうか?


こんなおかしな企業は、まだまだ沢山あるハズだ。


そう言えば、友人が安定した高額配当の企業だと自慢していた東京電力株も、今年は大暴落した。

東京電力は、不可抗力の災害で打撃を受けて株価が暴落したと思ってる人が居たとしたら、もしかしたら、これからも不正を行ったり、ずさんな経営をする企業の株式を持たされて、またしても大きな損失を被るかも知れない。

東京電力は、巨大津波が来る事を何年も前に知りながら放置して、大地震の4日前になって対応策を検討したり、国会で原発の安全策を追及されて居ながら、これを無視しているなど、とても不可抗力で被った事故とは言い訳できない。

台湾人の王氏が、何冊も書いて、日本企業の不正を追及していたり、嘆いていたが、その嘆きが現実になっている。

王氏は、このような不正がまかり通った日本の株式市場に未来は無いと言ったが、オリンパス、東電、大王製紙のみならず、他にも、ずさんな企業は存在する可能性を秘めている日本の株式を、保有する投資家など、私からすれば勇者に他ならない。

勇者は自らリスクを負って、儲けを狙っていたり、高い配当金を期待しているのだろう。私のような小心者には真似はできない。

株式制度がある限り、また、企業が存続している限り、誰かが株式を所有しなければならない。だから、その株式を保有する者は必ず居て、それを勇者と言わずして何と言うのだろうか?

もっとも機関投資家の場合は、自らリスクを負って所有しているとは限らず、勇者の名に必ずしも値しない。

私の周りの友人、知人、職場の同僚、未だに株式を保有していて、愚痴をこぼされる事もあるが、一向に株式を手放さない勇者である。

彼ら勇者が、どこまで耐えるのか?戦えるのか?私にはわからない。

もちろん、株式が紙屑になっても痛みを感じない富裕人も居るとは思うが……


オリンパスのニュースを聴いて、あらためて株式を抱える勇者の存在を思い浮かべた。