娘が来るまで携帯のライン返信をしていました
そのあとにGU、銀行とバタバタと動いて行ったのです
よっちゃんの友達からのきつい洗礼の話をした後に
いつもは無口で
イエスなら頭をこっくり
NOならば首を横にふる
この娘が語り始めたのです
勤めて6か月経った仕事も慣れてきました
でも
目の前にいる年上の先輩が
どうも娘を嫌いらしい
先輩にも言い分があると思いますが
娘の話です
書類や、封筒を手渡しではなく
パソコンの画面から
どどどどどっと落としてくるんだよね
びっくりするよ
わからないことはその女性に聞くしかない
わからないことを聞くと
ちっ
大きな舌打ちをしてくるんだよね
今忙しいです!と
もう何も言えない
どうすればいいかわからない
この話をしているうちに
目のまわりと
鼻が赤くなってきた
心の中で
え!!泣くのか?と思った
今日なんかさ
昨日教えたよね!と
舌打ちされた
私は相手が嫌な顔をされても
お願いします!と言いながら
心で今に見てろよと思うのです
娘は
ごめんなさいと言って
じっとパソコンの画面を見続けているようだ
そして
これ間違ってないか確認してくださいと
パソコン越しでは失礼なので
ぐるっと回っていったら
椅子を引いて
パソコンをふさぎながら
見ないでと拒絶するから
心の中で見てないし!と言った
また舌打ちされた
そして左手に確認して欲しい書類もって
右手でパソコン打ちながら
はい!って
確認しないで戻してきたんだよね
何も見てくれない
間違いがあったら嫌だから
本社の経理の方に教えてもらったら
それが間違っていて
私が確認したのに
なんで、本社に聞くの?
すごい怒られて
どうしたらいいかわからなくなった
深いため息をついてきた
その深いため息に私は溺れそうになった
娘は続けて話をしてきました
だからさ
悔しいから自分褒めしてるんだよね
◯ 〇〇さんより私は若い
◯ 私は毎日髪の毛カールしている
(髪の毛カールしていい御身分だねと嫌みを言われたらしい)
◯ 私は車を運転できる (その人はペーパードライバーらしい)
(自分を褒める項目が少ない)
涙がつたってきていた
これが娘の言い分でした
私は良い気分にしなければと思った
気づかれないように
深呼吸した
ふー
スゥー
ふー
娘に言った
がんばっているよ!
何もAちゃんは悪くないよ
辞めないで頑張ってるなあと思ってたよ
娘のAは
その先輩に
半年たって
慣れたからいい気になって
最近反抗的だよね
って言われた
娘の態度も悪いのかもしれないと思いつつ
それは言わずに
ちゃんと挨拶しているよね
席を立つときは一言いってるよね
娘は面倒くさそうに
言うにきまってるじゃん
15分休みも
顔を見たくないから
声かけて場所離れてるし
そうか
それならば娘はちゃんとしているよね
(笑顔で挨拶していないのかも…)
ちゃんと笑顔でいるの?(これは難しいよね)
できるだけね
マスクしてるから
目を笑顔で
だから
へらへらしているように見えるのかも
そうかじゃあ娘は悪くないなぁ
芸人のミルクボーイのように
じゃぁ、それじゃないよなぁの連続だった
私
↓
よしわかった!
無理してそんな意地悪な人のそばにいなくていいから
その人の問題で
Aちゃんのせいじゃないよ
その人が嫌いでもいいから
その先輩の尊敬できることはあるよね
それでいいから
(本当はこの先輩こそ、娘を成長させてくれる方なのだ! 感謝)
無理して合わせることはないよ
先輩は不愉快を感じたのも事実だから、それを受け止めなさいよ
でも心が豊かで充実していたら他人にそんな態度はとらないからね
辞めることをオッケーできるか自分に聞いて
自分で決めなさいね
なぜそこの会社に行ったのか
考えてごらん
自分で決めたんだよ
(私は内心無理だなぁと思っていました)
そこに働いて
何が得意で何が不得意かはわかったよね
今度何の職に就きたい?
娘
↓
だから前の仕事
〇〇!!
私
↓
それがわかるために
今経験したんじゃない?
自分と向き合うチャンスを先輩女性が与えてくれたんだね
…無言
何回会社辞めてもいいから
長続きしない自分を責めなくていいよ
うん
娘を観察している私が辛くなった
この子は大丈夫と思ってはいるけど
親ってねーー
感情が深くはいります、反省
じゃあ帰ろうか
お腹空いたね
自宅について
時間がなかったので
ラーメンを作って食べました
さて
携帯を見ようとしたら携帯がなかった
マナーモードにしているので
音がならない
車の中も探した
3月の予約のスケジュールがはいっているのだ
がびーーん
車は追突されるし
電化製品は壊れるし
携帯はなくなるし
3月、4月は魔の月なのです
娘は
私に話してすっきりしたのか
モールに電話をかけてくれた
でもモールは閉店している時間なのだ
きっとスタバだねということで
直接閉店したスタバにかけてくれた
娘の電話内容を聞いていた
午後6時半ころに
店で飲食したものですが
申し訳ありませんが
そちらに携帯の落し物はありませんでしたか?
あっ!ありがとうございます
今から30分くらいで行けます
閉店なのによろしいですか?
平駐車場に車をおきます
着いたらまた電話します
名前は〇〇と申します
母の〇〇が取りに行きます
眼鏡をかけています
はい、ありがとうございます
電話応対に安心しました
着替えて
娘が車の鍵をもって私を乗せてモールのスタバに向かったのです
昔ならば私が一人で取りに行ったかもしれない
何も私の不手際を怒らず
いらいらもせず
運転してくれたことに感謝感謝でした
閉店したスタバの前に立っていたら
走って男性がスタバの袋を持ってきてくれた
ごめんなさいね
良かったです
確認ですが
お名前は◯◯様ですね
ハイ!
お客様が椅子においてあった携帯をひろってくださったのです
気が付いてくれたらよいねと
スタッフと話をしていたところでした
本当に良かったでした
またお出かけください
ありがとう😢
一日の終わりに
スタバの方の配慮に(店は閉店しているのに待っててくれた)
感謝でした
さすが、スタバのプロの対応に感動でした
心が温かくなりました
この対応を
車で待っていた娘に話しました
言葉やふるまいは
人を幸せにするよね
娘は笑った
人に嫌な気分にさせるような人間になりたくない
喜んでもらえるように生きようね
聞いているのだけど
返事はなかった
心でうなづいていたと思います
最後の最後
1日の終わりに
携帯の忘れ物をさせられて(神様のギフト)
ハッピーになりました
私の中の恐怖の種とは
自分を信頼できないときです
娘を信頼する気持ちが大きくなった
自分が自分を大切にしたら
周りに優しい人だらけになるはずです
自分が気づくしかありません
そうすると腹に落とせます
世界は優しいなぁってね