野球放浪記『百聞不如一見』 -64ページ目

アニキ

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今日も負けました。実況のアナウンサーは「今日は特別な日」という言葉をしきりに使っていましたが、ぼくはその言葉に違和感があります。


1人の偉大なプロ野球選手が引退発表、引退会見を行いましたが、ぼくの中では144試合の内の1試合にすぎません。特別の日だと言うのなら、これからの残りの試合すべてが特別です。


帰塁の際に足がブチッという音がしようが


頭部に死球を受けて脳みそが揺れようが


半月板を損傷しようが


膝の軟骨がボロボロに砕けようが

骨折しようが


それでも試合に出続けました。


骨折しながらも右手一本で打ったヒットはぼくの中で一番印象に残っているヒットです。


アニキが阪神に来てからは、ぼくも大きな影響を受けた1人です。


腰が痛かろうが


頭痛がしようが


熱が出てようが


風邪をひいていようが


インフルエンザだろうが


休まず仕事に行きました。


はい、さすがにインフルエンザの時は強制送還させられました。無念の連続フルイニング出場ストップの瞬間でした。


アニキのことは一言では語れません。


晩年のアニキは自分の思うような仕事ができず、いっぱいツラい思いもしたでしょう。


連続フルイニング出場の記録が止まったときは、前日の試合にまともな送球が出来ないアニキの姿を見て覚悟はしてました。


今年は4番に復帰することもありました。でも、なかなか結果の出ない日々。周りからもたくさん批判を浴びました。


結果を残せないと叩かれることは当然で、ぼくはツラいとは思わなかったです。


9月に入りスタメンからも外れることが多くなりました。それも仕方ないと思いました。ただ、代打ですら登場しない試合が多くなったこと、それがぼくにとっては一番ツラかったです。


このときばかりはさすがに引退の二文字は頭をよぎりました。それでも、上本や大和といった若い選手がスタメンで出ているものの完全なレギュラーとも言い切れませんし、来年も戦力だと考えていましたし、まだ現役でいてくれると信じていました。


フルイニング出場の記録が途絶えた時ですら覚悟できていたのに、今回は心の準備が出来ていませんでした。


心にぽっかり穴が空いたような感覚はあります。寂しいことは寂しいんですけど、「辞めちゃうんだ」という実感がまだ沸いていないのも正直なところです。


来年の春季キャンプを迎える頃、そこにアニキの姿はありません。その時に一気に寂しさが込み上げてくるんでしょう。


残りの試合はしっかりとアニキの勇姿を目に焼き付けます。


アニキの存在があったからこそ、ぼくも頑張ってこれました。これからもアニキが教えてくれたことを胸に我が人生を歩んでいきます。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI

負けないこと

投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じぬくこと


ダメになりそうなとき それが一番大事


20年以上も前の曲なんですけど、とてもいいフレーズですね。


さて、今日もアイランドリーグ後期の優勝の行方について触れましょうか。


愛媛、香川、徳島の三つ巴の争い。


首位が愛媛で0.5ゲーム差で2位が香川、首位から1.5ゲーム差の3位が徳島となっています。


これね、一番優位なのは香川だと思っています。この先の勝敗如何で立場は変わりますけどね。


だからこの前の連敗で追い詰められた感じもないです。愛媛は相当、プレッシャーがあると思います。


香川は残り5試合。すべて勝つことが理想的と言えば理想的です。しかし、そんなに上手くはいかないと思っています。


残り5試合、計算どおりだと2勝はできます。あとの3試合で、いかに負けない試合をするかでしょう。


とりあえず明日から4連戦です。明日の高知戦は勝っておきたいところです。


それよりも後期の行方を左右しそうな試合は明日の徳島-愛媛じゃないでしょうか。


明日はどちらも大一番と言っていいでしょう。


優勝するために最も重要なことは勝つことではありません。最も重要なのは負けないことです。


ガイナーズは負けない試合をすること。それをやって愛媛に優勝を拐われたら、それはそれで素直に相手に拍手を送りましょう。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


気持ち

さて、久しぶりにアイランドリーグの話題いきますか。


後期は混戦で、愛媛、香川、徳島の三つ巴の争いになっております。


愛媛と同率で首位に並んでいた香川は週末に徳島に連敗してしまい、半歩後退してしまいました。


徳島は前期の不振が響き、チャンピオンシップに出場するためには後期優勝しか道は残されていません。崖っぷち状態です。


9月6日、香川-愛媛の首位攻防直接対決で敗れ、同率で並ばれた試合後の愛媛・星野監督は「ここからは監督力の勝負」というコメントを残しました。


この言葉には腹をくくり、「優勝できなかったら自分の責任」だというくらいの決意が感じられます。


前期優勝してチャンピオンシップ出場も決め、気持ち的にはゆとりのあるガイナーズ。今、果たして、これくらい必死の思いで野球をやっている人はどれだけいるでしょうか。


全力でやって負けてしまったのなら、それは仕方のないことです。


「後期も優勝」


この思いが本物なら、チームとしての目標、やるべきことを再確認することが必要でしょう。


「連戦で疲れていた」とか「怪我人が多いから」とか、言い訳ならいくらでもできます。心のどこかに隙があるとしたら、それは問題です。



お互いプレッシャーのかかる試合は続きます。逃げ道を作っているようでしたら、この先、戦っていくのは厳しいです。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI