切らなかった流れ
初めて見た開会式。
出場校すべて見られたのはなかなかいいです。
アナウンスも演奏も合唱も独唱も、どれも全国レベルで素晴らしい開会式でした。テレビでは伝わらない素晴らしさがありました。とても感動しました。
さて試合です。
第1試合
敦賀気比-沖縄尚学
1回裏に相手のミスにつけこんで敦賀気比がいきなり5点を取りました。2回にも犠牲フライで1点。
2回までで6点。残り7イニングあることを考えると、いくら好投手の岸本投手がいると言っても、何が起こるかわからないのが高校野球ですから、安心は出来ません。
3回裏の岸本投手のタイムリーはスクイズ失敗のあとでした。ここでチャンスを潰すと相手に流れがいきかねない状況でしたので、貴重なタイムリーでした。
しかし、敦賀気比も7点取ってからは走塁等でミスが目立ちはじめました。
8回表、無死1、2塁から沖縄尚学の諸見里選手がセンター前にヒットを放ちました。
この時、センターからダイレクトで本塁に送球が返ってきました。点差を考えると2塁ランナーは無理して本塁に突入することはありません。
一見、素晴らしい返球に見えますが、あれは確実にカットマンまで投げなきゃいけない場面でした。一塁手がカットに入るのも遅れていました。
敦賀気比のプレーがだんだん雑になっている印象がありました。
ふんどしを締め直す意味でも8回裏は得点がほしい場面でした。そこで4点取れたのはよかったです。
先発の岸本投手は無四球で2失点(自責点1)の好投。三染投手は2/3と短いイニングでしたが、いい球を投げている印象がありました。
今年は記念大会で敦賀気比の場合は、決勝戦まで駒を進めた場合、1試合多く戦わなければいけません。そういう意味でも、頼りがいのある控え投手がいるのは心強いです。
沖縄尚学は普段の試合では、絶対にやらないであろうミスが初回に立て続けに起こりました。
開会式のときの入場行進の時の元気の無さが気になっていました。何だか、そのまま試合に入ってしまった印象があります。
行進も元気よくやらなきゃいけないと感じました。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
えっ、そうだったの!?
よくよく考えれば、北方悠誠見たさに佐賀まで行ったときの次におバカな行動でした。
法政大からトヨタ自動車に進んだ多木裕史選手を一目見たかったというのが理由のひとつです。
しかし、その多木選手は試合前のシートノックにも入らず、かなりヤバい感じがしました。案の定、この日の試合出場はありませんでした。完全にアテが外れました。
他の新人選手の出場もなく、名門トヨタ自動車は新人選手がすぐに試合に出られるほど甘くはなかったです。
3月15日
第13回東海社会人・愛知大学野球対抗戦
愛知大 000 010 000:1
トヨタ 120 201 02X:8
バッテリー
(愛)水越(4)≫森(3)≫鍵谷(1)-松本道
(ト)川尻(6)≫久保地(1)≫岩崎(2)-二葉
【試合経過】
1回裏、二死から福田選手が四球で出塁し、続く4番高阪選手が左中間へ、もう少しでホームランのフェンス直撃の三塁打で先制。(ト1-0愛)
昨年限りで的場選手が退部されましたので、ベテラン高阪選手のバットに期待がかかります。
2回裏、一死1塁から樺澤選手の左中間への二塁打で1点。さらに暴投とタイムリーエラーが重なり、もう少しで1点追加。(ト3-0愛)
4回裏、保良選手、坂田選手の連続二塁打、樺澤選手のセンター前ヒットの3連打で2点を追加。(ト5-0愛)
5回表、一死3塁から知原選手のセカンドゴロの間に1点。愛知大が1点を返す。(ト5-1愛)
6回裏、連続四死球から樺澤選手がバントで送り一死2、3塁。二葉選手のレフトへの犠牲フライ。トヨタ、この回ノーヒットで1点。(ト6-1愛)
8回裏、樺澤選手のセンター前タイムリー、田中卓選手の犠牲フライもあり、トヨタこの回2点。(ト8-1愛)
愛知大の1点返した場面は5点差でトヨタの守備体形は前進守備ではなく、通常の守備体形でした。「1点あげてもいいよ」という守備体形でした。
愛知大としては、この状況で三振したり、凡フライを打ち上げていては得点が入りません。
知原選手はよくセカンドに転がしました。地味だけど、いい1点の取り方でした。
それと負傷した選手に代わって守備に就いて、いきなりまわってきた打席で三塁打を放った後藤選手、ナイスバッティングでした。
この試合で一番印象に残った選手は、先発して6回1失点と好投したトヨタの川尻一旗投手でした。
まっすぐの球速は130キロ後半がほとんどでしたが、三振を取りにいくときのまっすぐは、140キロを超えていました。同じまっすぐでも、使い分ける投球は上手いなぁと思いました。
彼は玉野光南高出身の投手です。旧姓は景山です。
「玉野光南」と「景山」の2つのキーワードでピンときた方もいるかと思います。実は私は、この時初めて、川尻投手が、あの玉野光南の景山投手だったことを、今更ながらに知ったのです。
川尻投手は05年夏の岡山県大会の準優勝投手です。
決勝戦の相手は関西でした。延長戦に突入したこの試合、川尻投手は握力がなくなり、球が高めに浮いてしまってストライクが全く入らず、サヨナラの押し出し四球を与えました。号泣する彼の姿を見て何とも言えない気持ちになったのは今でも覚えています。
多木選手は見れなかったけど、こうして懐かしい投手が見られたので、少しは報われたのかなと思います。
トヨタのプロ注目の投手と言えば、上杉投手や祖父江投手の名前が挙がります。
東芝の新垣投手が20代後半の年齢で日本ハムから指名されたことを考えると、川尻投手は面白い存在なのかなと思ったりしてしまいます。
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