野球放浪記『百聞不如一見』 -17ページ目

少しずつ前進



3連投の影響は明らかでした。甲子園を震撼させた豪速球は影を潜めていました。


今日の安楽投手は、たまに140キロを超える程度で、ほとんどが130キロ台でした。


豪速球は捨て、変化球を織り交ぜ、コースを丁寧に突く、技の投球でした。疲労の残る中での投球。キャッチャーの金子選手と話し合ったのでしょう。しっかり考え、工夫の見える投球でした。


しかし、浦和学院の打線に捕まりました。エラーも絡み5回に7失点。火のついた浦和学院の打線を止められませんでした。


最後はチーム全体で切れてしまったような感じでした。終わってみれば17点取られての大敗でした。でも、これでよかったのかなとも思うのです。


安楽投手は、プロに行ける素質を持っており、しかもまだ2年生です。もし優勝したら、態度が大きくなったりして、伸び悩んだりしないかと勝ってながらに懸念していました。


人目を憚らず泣いている安楽投手の姿がありました。


今大会のテーマが「両親への恩返し」だったそうです。素晴らしいです。


グランド整備のインターバルに上甲監督に声をかけられ、それに対して大きな声で返事をしている姿もありました。


これらの姿を見ていると、今のところは心配なさそうです。心配なのは肩と肘の状態くらいなものです。


この気持ちを忘れず、常に謙虚な姿勢で野球に取り組んでほしいと思っております。


センバツと平行して行われていた春季愛媛大会は今治西が優勝しました。松山聖陵は惜しくも準優勝でした。


春は済美との対戦はなくなりましたが、夏に対戦することを願っております。安楽投手と嘉陽投手の投げ合いが見たいです。


ちなみに松山聖陵の荷川取監督は沖縄尚学のセンバツ優勝メンバーだそうです。センバツに出場した沖縄尚学の比嘉公也監督とはチームメイトでした。松山聖陵に沖縄出身の選手が多いのはこのあたりにも影響があるでしょうか。


川之江の大西純平、仙波、土肥の3投手はなかなかよかったです。


試合は観てないけど丹原も強そうです。あと強打の今治工だったり


今年の愛媛は絶対おもしろいですよ。いいなぁ…羨ましいです。


近年の四国の高校野球は現実から目を背けたくなるくらいの低迷ぶりでした。


何年か前に低迷脱却をはかるべく、四国の高校野球関係者が集まり、緊急のミーティングが開かれたこともありました。


そこでは元星稜監督の山下智茂さんを招いてお話をされ、それを明徳義塾の馬淵監督でさえ真剣に聞き入ってメモを取っていたそうです。


その甲斐あって、昨年のセンバツは鳴門がベスト8、昨年夏は明徳義塾がベスト4、そして今年のセンバツは高知がベスト4、済美が準優勝と、その時の成果が出ているようにも思います。努力の賜物です。


勝利がすべてではないけど、やはり勝たないと盛り上がらない部分もあります。今後の四国勢の健闘、活躍を期待しております。


取り残されるなよ香川!


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI


エースVS4番



まずはじめに少しだけ付け加えておかなければいけないことがあります。


昨日の“土佐の全力疾走に甲子園が沸き、安楽投手の豪速球にスタンドがどよめきました。”の部分です。


わたくし忘れておりました。この大会は鳴門・河野主将の選手宣誓から始まったんです。


すみませんでした。


四国勢同士の対戦となった準決勝第2試合、高知-済美は見応えのあるいい試合でした。


今日のネタは“今日の試合で安楽投手からホームランを打ったのは土居選手でした。”で決まるのかなぁと思っていました。いやぁ私の予言が的中しちゃいました。


和田恋選手も7回に同点ホームランを放ちました。安楽投手の外角高め144キロのまっすぐをセンターやや左に叩きこみました。ナイスバッティングでした。テンション上がっちゃいました。


8回には1/3イニングだけマウンドに上がり、今流行りの二刀流も披露しました。


決勝点は済美の山下選手のソロホームランでした。高めに入った変化球でした。坂本優投手からすれば悔やまれる1球なのでしょう。


甘いっちゃ甘いんですけど、あの球はタイミングを外しにいった球でした。それを体を残して、逃さずに打ったバッターが上手かっただけのことです。よく体が反応しました。


高知は9回に無死3塁と、同点に追いつくチャンスがありました。迎えるバッターは和田恋選手。しかし、内角のまっすぐに詰まらされ力のないセカンドフライに終わりました。打てる球があったとすれば、2ストライク目の外角のまっすぐでしたね。


後続の打者も凡退し、再び同点には追いつけませんでした。チームの中で1番期待を寄せられているバッターが打てなかったらこんなものなのでしょう。


同点ホームランは打ったけど、9回のチャンスで打てなかった悔しさの方が大きいんじゃないかと思います。


この悔しさはまた夏に。でもその前に明徳に勝たないことには夏の甲子園には出られません。


今大会の高知の大健闘にはOBの方たちも夏への期待が高まったことでしょう。


全国制覇とか、そんな大きな目標じゃなくていいです。まずは明徳に勝って夏に戻ってくること、まずはそれでいいんじゃないかと思います。


決勝戦の組合せは浦和学院-済美となりました。浦和学院はようやくたどり着いた決勝の舞台です。ここまでの道のりは長かったように思います。


安楽投手は明日投げると3連投になります。昨日今日の連投に関しては疲労の面もスタミナ面もそれほど気にはしておりませんでした。でも、ここまでのトータル633球はやはり気になります。大会前の練習試合でも完投しているので、実際はそれ以上です。


安楽投手がいくら「これが普通」だと言っても、過酷なトレーニングを積んできたからと言ってもやはり気になります。


ほんと故障だけには気をつけてもらいたいです。まぁ決勝戦が終われば、肘、肩を休ませられますので、最後のひと踏ん張りということにしておきます。


がんばろう日本!


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決勝進出確定



丸亀、仲多度、善通寺~♪
はい!爽健美茶!!


何でもないです…。


春季高校野球香川大会に目を向けると、中讃地区の高校が揃ってベスト4入りしてるじゃないですか。素晴らしいです。この地区は甲子園から遠ざかっていますから、夏に期待しましょう。


センバツは高知と済美の四国2校が登場しました。ともに勝って準決勝進出です。


安楽投手は9回に151キロを計測。しかし、あと1つのアウトを取るのにもたつきました。最後はストレートで三振を取りたかったのでしょう。それが力んで高めに抜ける明らかなボール球になりました。ちょっと色気が出たような感じです。


相手打者も速球が頭にあったと思います。そこへ追いこんでから変化球を投げていたら、簡単に三振取れていた気がするんですよね。


大阪桐蔭の3季連続優勝を阻止した県岐阜商は、済美のセンバツ無敗記録は止められませんでした。


高知と済美の両校は準決勝で対戦します。四国勢の決勝進出が確定しました。


ベスト4に四国勢が2校残るのは凄いことです。2004年に済美の初出場初優勝がありましたが、四国勢の躍進は2002年以来じゃないでしょうか。


春季四国大会は甲子園出場校が出場しますし、これでちょっとは盛り上がりますかね。


土佐の全力疾走に甲子園が沸き、安楽投手の豪速球にスタンドがどよめきました。


こうなりゃ今年のセンバツは四国勢のためのセンバツにしちゃいましょう。


準決勝はお互いに思い切り楽しめばいいです。安楽投手は和田恋選手に140キロ後半から150キロの速球をバンバンなげればいいです。和田恋選手が安楽投手からホームランでも打てば最高のシチュエーションなんですけどね。


自分の投球、自分のスイングを忘れない程度に思い切り力勝負をしてください。


がんばろう日本!


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