野球放浪記『百聞不如一見』 -128ページ目

選手が監督を救う

雨の中の第2ラウンド。日曜日は投手戦。今日は打撃戦になったようです。


前回はデイビット投手に牛耳られ、今回はブレッド選手にやられたみたいですね。


IL公式戦
レクザムスタジアム

愛 媛 200 022 101:8
香 川 220 000 300:7


今日のブレッド選手は先制の2ランと勝ち越しタイムリーを含む4安打4打点の大活躍。西村投手でも止められなかったですね。


9回の勝ち越しタイムリーは一死2塁の場面でした。今日は当たっているのがわかっていましたし、1塁空いてたんですけどね。


これがシーズン終盤の大事な試合という位置づけならば、間違いなく敬遠してたでしょうね。


いやぁ、いい選手ですねぇ。樋口選手…。笑


愛媛MPは一時3点リードしていましたが、7回裏に同点に追いつかれました。この回からサウスポーの中村投手がマウンドに上がっていました。


ガイナーズは1番からの攻撃。上位には左打者が多いし、もしランナーが出たら島袋選手までで投手を代えるんだろうなぁと思っていました。


ところが中村投手が続投で桜井選手に同点2ランを打たれました。


ここで投手を代えたところで、桜井選手を抑えられたとは限りません。でも続投させて打たれたってことは、星野監督の采配ミスだと言われても仕方ないです。


開幕して間もないこともあり、経験させることはもちろん大事です。中村投手もランナーを残してマウンドを降りることは本意ではなかったかもしれません。


小野選手には一発打たれましたが、まだリードしていました。右打者は抑えられなかったけど、左打者はきっちり抑えました。だから萩原コーチが中村投手に「お疲れさん」とでも労いの言葉をかけて、桜井選手のところで入野投手投入してよかったんじゃないかと思うんですよね。


愛媛はほんと、監督の采配ミスを選手がよく取り返しましたね。


試合内容としては良いとは言えないかもしれません。ただ、今日の試合は星野監督が選手にお詫びをして、労いの言葉をかけなきゃいけないでしょう。そうでもしておかないと、今後チームが崩れていくおそれもあると思います。


勝って一番救われたのは星野監督だと思います。


それと余談ですが、今日の阪神-ヤクルトの試合で筒井投手(愛媛県出身)がプロ初のお立ち台に立ちました。


ガイナーズとしては、今日のような試合をしていると勝たせてはくれないということです。戒めにもなるので、いい意味で負けてよかったと思っています。


ガイナーズファンのみなさんは桜井選手のホームランを見られてよかったですね。


こうなるとやっぱりデイリースポーツの開幕特集記事「カラバイヨの持つ1シーズン18本塁打を上回れば、優勝は現実味を帯びてくる」に物申したくなります。


勝利に結びついてないやん。


だから優勝できるかどうかは、投手陣の出来にかかってるんですよ。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


若返り


JABA岡山大会の決勝戦はルーキーがたくさん出場しました。


JFE東日本は準決勝では、岩崎選手だったり


新人で5番を任され、昨日の2試合でいいところがなかったダニエル選手はさぞかし悔しい思いをしたことでしょう。


東農大生産学部時代に全日本選手権でホームランを打ったのは覚えています。


準決勝でハラハラドキドキのピッチングでしたが、2年目の鹿沼投手


高卒で社会人4年目の田面投手なんかも見られたりして、個人的には満足しています。


出場機会はありませんでしたが、英明の中内選手もJFE東日本に入社しました。


JFE西日本はスタメンに3人の新人選手が名を連ねていました。


橋本駿介選手は日本経済大でリーグ通算103安打のリードオフマン


決勝で貴重な2点タイムリー三塁打を打った松浦大則選手。関西学院大でのポジションはサードであったりファーストであったり。


昨日はセカンドを守っていました。守備機会も多かったですが、無難にこなしていました。


そして駒澤大出身の遊撃手、岡将吾選手。昨日は打撃で3安打2得点と活躍。守備でも地味ではあるけどチームのピンチを救うプレーがありました。


二遊間が新人ていうのもいいですね。


準決勝では関西国際大出身の森川達哉投手が登板。


新人ではないけど、2年目の中本健太選手。朝日大時代には注目されていた選手であります。弟の翔太選手は伯和ビクトリーズに加入しました。


こうして見るとJFE西日本は若返った印象です。しかもいい選手ばかりです。


近年、都市対抗野球の中国地区代表は、伯和ビクトリーズと三菱重工広島というのが定着してしまっています。


経験を積めば、そこに割って入れるんじゃないかという期待感を抱かせてくれます。特に2、3年後あたりが楽しみです。


あとは谷選手の後釜のキャッチャーが育ってくれればいいんですけどね。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


抑えられる理由はここにある

野球放浪記『百聞不如一見』-120417_1759~01.jpg

野球放浪記『百聞不如一見』-120417_1807~01.jpg



150キロ近い球というのは簡単に投げられるものなのでしょうか?


JFE東日本の三橋投手のこの日のMAXは148キロ。田面(たなぼ)投手は150キロを計測しました。


しかも、こんな球でもJFE西日本の打者は弾き返してしまう。しっかり見極めるところは見極めていました。この人たち、さりげなくすごいです。


一概に比較はできませんが、一昨日に観た香川OG-愛媛MPの試合は一体何やったんやろうって思ってしまいます。


第55回JABA岡山大会 決勝

JFE西日本-JFE東日本


少し触れましたが、JFE東日本はスポニチ大会のJR東日本東北戦でノーヒットノーランを達成した三橋投手が先発。


対するJFE西日本の先発は3月に行われた広島東洋カープ-社会人選抜オール広島の試合で先発した岩澤投手でした。


いきなりチャンスを作ったのは東日本でした。1回裏、先頭の木村選手が二塁打を放ち岩崎選手がバントで送り一死3塁とします。


大澤選手は外の緩いカーブに空振り三振。岩澤投手は続く岡崎選手に四球を与えてしまうものの、トマセン選手には、インコースをズバッとつくストレートで見逃し三振。このピンチを無失点で切り抜けます。


すると2回表の西日本の攻撃。岡選手、大崎選手の連続安打、中本選手の送りバントで一死2、3塁とすると、谷選手がライトに犠牲フライを放ち、西日本が先制します。


その後は三橋投手、岩澤投手がお互いの持ち味を発揮し、3塁を踏ませないピッチングで終盤まで進みます。


再びチャンスが訪れたのは東日本。7回裏、津留選手、中野選手の連打と長谷川選手の送りバントで一死2、3塁でバッターは丹羽選手。


ここでセーフティスクイズを試みますが2球連続で失敗。1ボール2ストライクからの4球目。岩澤投手の真骨頂でもある右打者の外角、精密にコントロールされた球でセカンドゴロ。ランナー釘付け。


木村選手が死球で二死満塁となるものの、岩崎選手がショートゴロ二塁封殺で、ここも得点が奪えません。


1点のリードだけでは心もとない西日本は8回表にチャンスを作ります。この回頭から東日本は田面投手がマウンドへ。


山本選手がライト前ヒットで出塁し、盗塁と暴投で一死3塁。


しかし、橋本拓選手が空振り三振。高岡選手がサードゴロ。3番、4番で追加点が奪えません。


残すは9回の1イニング。表の西日本の攻撃。岡選手の二塁打、大崎選手の四球、大北選手の送りバントで一死2、3塁。


ここで迎えるは先制の犠牲フライを放っている谷選手。しかし空振り三振。二死2、3塁。


ここで追加点が奪えないと、1点リードしているとはいえ、嫌な空気が流れそうなものでした。続く打者は松浦選手。


2ストライクと追い込まれるものの、1球ファールのあと、2球連続でフォークを見極め、カウントは2ボール2ストライク。6球目でした。


外角のストレートを振り抜いた打球は右中間真っ二つの2点タイムリー三塁打。優勝をグッと手繰り寄せる貴重な追加点で3-0とします。


9回裏も岩澤投手がマウンドに上がり東日本の攻撃を3人で抑え、西日本が優勝しました。岩澤投手は119球の6安打完封勝利でした。


JFE西 010 000 002:3
JFE東 000 000 000:0


岩澤投手は三橋投手や田面投手のように速い球があるわけではありません。洗練された制球力は本当に素晴らしいものがあります。


JFE東日本もいい投手が多いですね。


なお、岩澤投手は最高殊勲選手と最優秀投手に選ばれました。


【各表彰選手】

最高殊勲選手賞 岩澤 正登投手(JFE西日本)

敢闘賞 鹿沼 圭佑投手(JFE東日本)

首位打者賞 岡崎 祥昊選手(JFE東日本)

最優秀投手賞 岩澤 正登投手(JFE西日本)


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI