※人形劇ですが
BL(ボーイズラブ)、大人の表現があります。
※銀魂以外のキャラクターは
その役割としてお楽しみください。
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〈これまでのあらすじ〉
最近どうにも土方くんにムラムラする銀さん
その正体を確かめたくて土方くんに猛アタックするも
敗れる毎日だったが ひょんなことから
どこへでも行けるドアを手に入れる。
一方土方くんは幕臣との「おつとめ」を果たすために
実は妄想で銀さんを利用していた。
幕臣・安目武郎(あめぶろう)は幕府を追われてもなお
土方くんにご執心のようで…

安目「やぁ お目覚めかい

手荒な真似をしてしまったな
君を「解放」するにはまず
「拘束」をしなくてはいけなかったのでね」
土方「ここは…?」

安目「私たちの新しい屋敷だ
ただし私も君も自由に出入りはできない」
土「障子…に見えるが壁?
どうやったら開く!?」

安目「その首輪だよ
それはある条件下で外れ
断面が屋敷を出る鍵となる

力ずくで壊したなら
鍵としては使用できなくなってしまうよ」
土「嫌な予感しかしねェが…
条件は何だ」

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山崎「おかしいな…ずっと通じない

圏外にいるとしても
公衆からとか 電話あってもいいのに」
山「もう丸3日副長と連絡取れてませんよ
捜索隊を出した方がいいでしょうか

沖田「捜索隊より 葬儀屋呼びやしょう」

山「沖田隊長ォォォ!
縁起でもないこと 言わんでください!」
銀時「土方くん?

土方くん?

土方くーーーん くーーーん くーーーん」

銀「あああ 土方くん不足!

ムラムラの正体が知りたかっただけなのに
会えなくてイライラとかワケ分かんねェ!」
最後の1回
こいつを使うか…

いやいやいや…
隊士「副長?出張中ですが」

銀「あぁ そうなの どうりで会わねェと思った
で いつ帰って来んのよ」
隊士「分かりません」

山「あ 旦那 いいところに」
山「表向きは出張ってことになってるんですが
副長…行方不明でして

旦那に協力をお願いしたいんですよ」
山「この男やこの車種の目撃情報収集

もし見つかったとして
副長に身の危険があれば
その場でこの男や周囲の敵を斬り捨てて構いません」

銀「こんな時こそ このドアの出番じゃねーのか
最後の1回 土方くんを救うために使えんなら本望だろ」

安目「どうだ そろそろその気になったかい
久し振りだなぁ 相変わらず美しい…」

土「触んな」
土「『条件』なんか満たせやしない
結局俺を解放させる気なんざ
これっぽっちもねェんだろ

雲隠れしてェのは分かるが
俺を巻き込むな 罪の数が増えるだけだぞ」
安目「私はただ
土方君と密な時を過ごしたいだけだよ

条件さえ満たせば本当にその首輪は外れ
この部屋から出ることができる」
土「くそっ 泣きの1回なら
応じてやらないでもなかったが
こうなりゃ 別の脱出方法を暴くまでだ
どこかに保険かけてやがんだろ」

安目「強情だな 以前はあんなに従順だったのに」
土「外へ出る別の方法を吐け」

安目「あるとしても知っているのは
この装置を作った天人だけだ
私はもう待ちきれないよ
快感に支配された姿を
見せておくれ ぐふぐふ」

銀「頼む 開いてくれ
いざ 土方くんの居る場所へ…!」

ガチャ

銀「よっしゃァァァ!!」
銀「はーい いつでもどこでもあなたのおそばに
万事屋銀ちゃんでぇ~…す…」

!?

安目「何だお前は どこから入ってきた!?」

銀「お楽しみのとこすみませんね
つかお楽しみなのはおっさんだけじゃね?
そっちの子 どう見ても嫌がってるよね」
土「万事屋!?
やっぱりもう一つ出口があるんじゃねェか
適当なこと言って騙しやがって
安目武郎 てめェを詐欺、監禁の現行犯で逮捕する!」

安目「ま 待て
このドアのことは何も知らない!

一体どうなってるんだ
どこと繋がってる!?」
バタン

土「くそっ 逃げやがった」

銀「おいィィィ!」

銀「まぁ 無事?か分かんねェけど
生きててよかったよ
こっからは自力で帰るとしますか
…で ここどこ?」

土「分からねェ
てめェこそ どうやってここまで来たんだ
さっきのドアもう一回出してくれ」
銀「いや…それがですね…
ひみつ道具 使えなくなっちゃった」

銀「まぁいいじゃん 自力で脱出すればよ
あれ?ここ引き戸のようで壁なんだな

出口どこ?
まさかあのおっさんしか知らねェとか?」
土「鍵はここにある
壊さずにこれを外して
断面を壁の凹みに当てると開くんだそうだ」

銀「壊さずに外す…
謎解きなの?何か試した?」

土「条件があるんだが
可能性を見いだせねェ」
銀「やる前から諦めんなよ
どうやったら外れんの」

土「お前に言っても仕方ねェ」
銀「知らなきゃ協力もできないでしょーが
いいから言え」

土「言えるかァァァ!」


安目「どこだ ここは
誰かいるのか?」

神楽「銀ちゃん…?
なんか老けたアルか?」

新八「いやどう見ても別人でしょ!
依頼ですか?すみません気付きませんで」
新「そちらへ掛けて…(ってこの人
銀さんが捜してた人じゃ…)

お待ちください 今社長呼びますので」
(えぇ~っと山崎さんの携帯番号…これか)

新「新八です 今すぐ来てください!」



はぁ…はぁ…

土「突っ込まれて…奥で達すれば
いいんだと

快感の伝達とか血流やらを感知して
外れる仕組みらしい」
銀「………」

土「ほらやっぱ ドン引きしてんじゃねーか
言うんじゃなかった!!」
銀「ごめん 願ってもないチャンスすぎて
にやけが止まらない」

土「はァ!?
一生閉じ込められることが!?」
銀「いや まぁ ずっと二人きりも美味しいけど
お外デートもしてェかな
いっちょヤっか」

土「待て待て待て
んなもん絵空事だろ
俺ァ女じゃねーし 突っ込まれて達するワケが…」
銀「え 知らないの?男でも可能らしーよ」

土「おま…経験あんのか?」
銀「ねェよ
だけどいつか来る日のために勉強はしたかな
ただ 口説いてただけじゃねーんだよ

つーワケで銀さんに任せなさい」

土(お前を汚すものかと思ってたのに
うなずくものかと思っていたのに)

銀「あ💦 だよね ごめんね
銀さん嬉しすぎて ヤることばっか考えてたわ
アイツが何しようとしてたかなんて見りゃ分かるのに
…俺も同じだよな」
銀「でも 土方くんを
助けたい お前の居場所に戻してやりたい
って気持ちは本当なんだ

何なら 万事屋銀さんに依頼ってことにしてみない?
俺は土方くんをここから脱出させるために
何だってする それだけだ」
銀「決心ついたら声かけて
俺はこの部屋調べてるから」

銀「おっ 冷蔵庫に食料あんじゃん
土方くん迎えんなら
マヨくらい用意しとけよな」

なんだかんだで頼りになる男だから

無意識にこの男に 助けを求めていたのかも
しれないな
ぱさ

土「シャワー浴びてくらァ

あのおっさんの残り香じゃ萎えるだろ」

ムラムラの正体 それは…

土方くんに幸せになってほしい
できるなら俺の傍で
ってことなのかもしれない
銀「えっ何これスゲー!
一瞬で模様替えできんの!?」

土「……

なんだこのチョイスはw」

銀「やっぱりムードが大事でしょ」
土「改めて依頼だ万事屋 この部屋から出せ

契約書…はねェからここでいいか」

土「サインしたぜ よろしく頼まァ」

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隊士「副長はどこにいる!」

安目「大江戸山の麓(ふもと)の小屋だが
あれは外からは開けられん
建物を壊すにしてもかなり頑丈ゆえ
並大抵の重機では歯が立たないだろう」
近藤「江戸中の重機を集めろ!

トシの救出に向かう!」
「その必要はねーよ」

近「トシィィィ!無事だったのか」

土「あっ あぁ…(ケツが無事じゃねェェェ!)」
安目「ど どうやって出てきた!?」

銀「サムライ舐めんな
刀一本ありゃ充分なんだよ」
(それ股間の刀!!by土方)
銀「ところで土方くん 何か忘れてない?」

土「あん?」
銀「報酬!依頼完遂したんだから
キッチリ払ってもらおうじゃないの」

土「そ そうだったな(依頼…か
んなこと忘れて舞い上がってしまった)
いくらだ?」

銀「え じゃぁ…一生分の…」

土「団子か?安い男だな」
銀「土方くんで❤」

【おしまい】
銀さん お誕生日おめでとうございます!
そして…
本当に長い間この劇におつきあいくださり
ありがとうございました。
目標であった「テーマ:銀魂フィギュア劇」の記事数が
単行本と同じ77に達したため
ここでフィギュア劇作家(ってなんやねん)を卒業します。
最初は手に入れたフィギュアのお披露目として
寸劇を投稿していたのですが
どんどんエスカレートし
他作品のキャラもモブとして巻き込んで
いつの間にか大作になってしまいました。てへ☆
記憶喪失にセクハラ、捕らわれ、おかしな薬を盛られるなど
色々と大変な目に遭わせてきましたが
いつでも銀さん、土方さんたちの幸せを祈っています❤
フィギュアや小物を譲渡、交換してくださった方
一番くじのロット買いに協力してくださった方
そして見てくださった皆様
たくさんたくさんありがとう!