櫻葉小説ですハートグリーンハート


苦手な方はこちらで回れー右、お願いしますお願い


大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですラブラブ









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かちゃっ



「雅紀ーーー!!そろそろ…あらっ♡」



雅紀の事を抱きしめながら、いつの間にか、また寝てしまっていた。



そこに雅紀を起こしにやってきた亜里沙さんが入ってきた。



ガバッ///



「あら、翔くん♡おはよう!!今日は雅紀と寝てくれたのね!!」



「いや、あの///違くて、いや違わないか!その、訳があって///」



「懐かしいわね~♡小さい頃はいつもそうやって、雅紀と一緒に寝てくれてたものね!!どうせ、また雅紀がワガママ言ったんでしょ??翔くん、ごめんねぇー!!」



「いや、その///はい…///なんか、すみません…///」



「あら、なんで謝るの??雅紀の嬉しそうな寝顔!!見て?」



亜里沙さんに言われて、雅紀に目をやる。


確かに、うっすら笑ってる??



「ね??嬉しそうな顔してるでしょ♡きっと、このまま翔くんに起こされた方が、気持ちよく起きてくれそうね!!という事で、翔くんよろしく~!!」



そう言うと、亜里沙さんはなんだかちょっと足元弾みながら、部屋を出ていった。



はぁーーーー



俺は亜里沙さんが部屋を出ていくと、大きく息をひとつ吐いた。



やっべー


マジで亜里沙さんが天然で良かったぁーーー!!


いい歳した兄弟が1つのベッドで抱き合って寝てたら、普通の親なら悲鳴もんだよな…


亜里沙さんだから、あんな風に笑って終われたけど、やっぱり雅紀との距離感…もう少し考えなきゃだよな…


男同士とはいえ、昔のような無邪気な可愛さはなくなってきて、やっぱり雅紀も男の子から男になってきてるわけだし…


まぁ、俺にとって雅紀は可愛いままだけど…



って、俺っ///


雅紀の事、可愛いって///


いや、ほら、変な意味じゃなくて、変わらず可愛い弟!!


そう、可愛い弟…だよ!!


って、俺…誰に言い訳してんだよっ///



俺はベッドの上で髪の毛をぐしゃぐしゃと掻きむしった!!



そして、隣で眠る雅紀に目を落とした。


亜里沙さんは、雅紀が嬉しそうな寝顔だと言った。


確かに幸せそうな顔しやがって…


雅紀…本当に綺麗になってきたな…


いつか、こいつにも恋人とかができる日が来るんだろうな…



それまでは俺だけの雅紀でいてくれな…



俺のこの感情が、今後雅紀によって弟としてではない視点に変わっていくのを俺は気付かされるのであった。




つづく





亜里沙さん、天然で良かったねーー爆笑ラブラブ

息子が幸せそうなら、OKな亜理紗さん飛び出すハート

これから、翔ちゃんの気持ちが変わっていても理解してくれるかな…!?

味方でいてくれるといいな…お願いキラキラ