そして土曜日!!
朝からとってもいい天気!!
うんうん、動物園日和だね〜♡
昨日の夜、翔ちゃんに言われたんだ…///
明日は昼間は動物園で、夜は2人の時間を作りたいから、朝早く起きて弁当とか作ろうって思わなくていいからなって///
もう翔ちゃんったら、2人の時間って///
そりゃー分かってるよ///
でも、そんな面と向かって言われちゃうと、俺も意識しちゃうって言うか…///
なんか、恥ずいじゃん///
という事で、昨日のうちに作れるものは作っておいて、後は詰めるだけ!!
だから、みんなより30分ほど早く起きただけ。
これなら大丈夫だよね♡
さぁ、お弁当の準備も出来たし、2人のこと起こしてこよっかな〜♡
ガチャ
寝室の扉を開けると、2人で大の字になって寝てる。
くふふ、ホント親子でそっくりwww
可愛いから、写メ撮っちゃおっ♡
カシャ
「ん…あれ?雅紀…??」
「翔ちゃん、おはよっ!!起きれそう??」
「ああ!!うーーーーーん、よく寝たっ!!」
「空くんも起きれるかな〜?」
「起きるだろっ!!まだ動物園って伝えてないから、それ聞いたら1発で起きるよ!!」
「くふふ、そうだね!!」
「おーい、空ーーー!!お出掛けするんだろー?そろそろ起きろーーー!!起きないと、動物園パパと雅紀だけで行っちゃうぞ〜!」
ガバッ
「いま、なんちぇいっちゃ??」
「うわっ!!1発で起きた!!」
「どこにいくちぇいっちゃ??」
「空〜、動物園…行くか??」
「いくーーーーっ!!!やっちゃーー!!どうぶちゅしゃん、みりゅーーー♡」
ベッドの上でぴょんぴょん跳ねる空くん。
「ほらほらー、お怪我したらいけないよー!!」
「ちょうだった!!」
「さぁ、準備してご飯食べて、出掛けよう!!」
「うんっ!!」
それからの準備の早いことwww
「空くん、そんな詰め込まないでっ!!よく噛んで!!動物さんは逃げないからっ!!」
「そうだぞ、空!よく噛まないとお腹痛くなっちゃうぞ?」
「んぐっ…わかっちゃ…」
「分かればよろしいっ!!」
ご飯を食べ終え、歯を磨き、トイレも済ませて、準備完了!!!
「よし、行くか??」
翔ちゃんが車の鍵を手にしたので
「翔ちゃん、行きは俺が運転するよ!!」
と手を伸ばしたら、その手をギュッと繋がれて
「雅紀は俺の助手席が一番似合うのっ♡」
なんて甘い言葉囁いてくるから、顔がかぁーーーっと熱くなった。
もうっ!急に爆弾落としてくるんだもん///
心臓いくつあっても足りないよ///
俺と翔ちゃんが見つめあってると、繋いだ手を小さな手に掴まれて
「パパーーーー!!ダメっ!!まさきせんせいは空とおててちゅなぐのぉーー!!」
はい、ヤキモチ空くん♡
可愛いっ!!
俺は翔ちゃんと手を離し、空くんを抱っこした。
「空くん、行こっか??」
顔を覗き込むと、真っ赤になって
「うん、いく…///でも、だっこははじゅかちぃ///」
「あーんもう、空くんってなんでこんなに可愛いのっ♡」
俺は抱っこした空くんをぎゅーーーっと抱きしめた!!
すると空くんが
「ひゃあっ///」
って叫んで、更にお顔が真っ赤っか//////
「空、顔!!お猿になっちゃうぞっ!!」
あーあー、今度はパパがおへそ曲がっちゃったよ(^_^;)
俺は片手で空くんを抱っこし、空いた手で翔ちゃんの手をギュッと握ると
「ではでは、動物園に出発ーーー!!!」
2人とも、それはそれは満足気な表情で玄関を後にしたのだった!!
つづく
さぁ、動物園へ出発
それにしても翔ちゃん、朝から甘い雰囲気ぶっ込んできますね〜(。-∀-)にや♡
翔ちゃんの頭の中は、2人の夜の時間でいっぱいかな
さぁ、空くんは何の動物にハマるかな〜