「うっうん!!そういえば、何か空くんパパ…元気なかったわね…??」
チラッ
ギクッ
「え?そ、そうかな??いつもと同じじゃないですかぁー??」
「ええーー、全然違うわよっ!!明らかに元気なかったわよーー!!」
「……」
「はい、何かあったわね…。さぁ、どうする??」
「どうする?とは…??」
「相談が必要なら、乗るけど…まぁ、プライベートの事だし…そこは雅紀先生に任せるけど…」
「いや、え?えっと…今回は大丈夫かなっ///」
「もしかして…??」
「へ??」
「ケンカした…とか…??」
「へ?」
「あ…図星かぁ…」
「え?」
「仕方ないわね…聞いてあげるわよ〜!」
「いや、あの…今回は…///」
「なんか気になる事もあるのよね〜!」
「気になる…ことですか??」
「強くて硬いって何の事かな〜って?」
「!!!ともこ先生っ///聞いてたんですか??」
「聞いてたんじゃなくて、聞こえてきたのよ!!」
「…///」
「私の長年の保育士生活+私生活でも子どもを育てて居る経験を元に、アドバイス的なことはできると思うけどっ!!うちは息子もいるから、そういった相談も受け付けられるけどね〜!!」
「そういった相談って…///」
「なかなか人には相談出来ないこともあるわよね…。特に性についてなんて…。ましてや、男同士なんてなかなか話せる場所も限られてくるじゃない…?その点、私はそういったことに偏見のないタイプだから、聞いても驚かないし、まぁそれなりにそっちの事も勉強もしてきたから、任せてちょうだい!!」
「…///」
「ほら、話しちゃいなさいよ!楽になるわよ??何が原因でケンカになっちゃったの??」
「…実は…」
「うんうんっ!!」
「ちょっと翔ちゃんと…そのぉ…仲良くしてまして
…そこを空くんに見られてしまって…///で、ケンカになりました…///」
「あらっ♡♡仲良しなことは、良い事じゃないっ!!」
「いや、でもやめてって言ったのに、やめてくれなくって…///」
「雅紀先生は嫌だったの??」
「いや、嫌ではないですけど…///」
「じゃあ、いいじゃない!!2人の仲を深めるためには、スキンシップを取る事も大事よ〜!!」
「そうなんですけど…///」
「で、空くんに見られて、マズイことにでもなったの??」
「いや、空くんはお昼寝からの寝起きだったので、俺たちが仲良くしてたのは、気付いてなかったんですけど…そのぉ…仲良くしてたもんで…///えっと…///その直後に空くんが、俺に抱きついてきちゃったもんで…///」
「……??あらっ!!そういうこと??空くんに気づかれちゃったというか、バレちゃったというか、だから硬いって事…??」
「……あーー、もう!!何言わせてるんですか//////」
「でも、それは生理現象だから仕方ないじゃないっ!!そんなことでケンカになっちゃったの??」
「そんなことって///そりゃーそうですよっ///」
「別に良いじゃないっ!!パパと雅紀先生は仲良しなんだっ!!って、空くんだって嬉しいでしょ??それに空くんだって、男の子なんだからいつかは硬い時が来るんだもの!気にしなくても大丈夫よっ!!硬いのバンザイよっ!!第一、何で硬いのかなんて、空くん気にしないでしょ??でも上手く、強くて硬いに変換させたわよね〜!!誰が言ったの??」
「あの…///硬い…連呼するのやめてもらっていいですか///」
「あら、やだ!!私ったら連呼してた??アヒャヒャヒャwww」
「…///完全に楽しんじゃってるんだよな///」
「え??何??」
「いや、何でもないです!!」
「あら、そう?」
「で…翔ちゃんが上手く誤魔化してくれたんですけど、でも結局保育園で言っちゃってるし、でも空くんには罪はないし…となると、やっぱり翔ちゃんが悪いんですっ!」
「で、今日の朝の櫻井さんってことね…」
「はいっ!!」
「雅紀先生、まだまだねぇ…」
「何がですか??」
「櫻井さんの思いに気付いてないの??」
「え??」
「あーーー!!だから天然って時に厄介なのよねーー!!櫻井さんは、あなたに触れたいの!あなたと1歩進みたいの!!分かってる??あーー、もう鈍感過ぎて、櫻井さんに同情するわ、私っ!!」
「でも、空くんいるし…そのやり方も…///」
「そんなもん、櫻井さんが調べてるかもしれないじゃない!!ってか、あなたは調べてないの??」
「えっと、それは、あの…まぁ、それなりには…///」
「でしょ??なら、いいじゃない!!あーー、うじうじしてると私が櫻井さん貰っちゃうわよ!!」
「え…???」
「あっ!!!」
「えーーーーー!!!!ともこ先生、翔ちゃんの事好きなんですか???」
「コラっ!!しーーーーっ!みんなが起きるでしょ!!違うわよっ!!イケメンだなとは思うけど、そういうのじゃないからっ!!」
「はぁ、良かったぁ…。」
「それで焦るくらいなら、さっさと進んじゃいなさいよ!!櫻井さん、きっと相当モテると思うわよ〜♡♡」
「え?」
「会社勤めでしょ??女の人と関わることだって多いでしょ〜(。-∀-)にや♡」
「え?あ、そっか…そこのところ、あんまり聞いた事なかった…確かに翔ちゃんイケメンだし、優しいし、気が利くし、シゴデキだし…絶対モテてるよね…わぁーー、ヤバい!!ライバルいっぱいかもっ!!」
「落ち着きなさい!!そんな雅紀先生のために、私からのプレゼント!!ここに置いておくから、忘れずに、そして誰にもバレないように持ち帰ってね!!わかった!!誰にもバレずによっ!!じゃ、私休憩行ってくるわっ!!」
「あ、ありがとうございます…。」
バタンっ
「プレゼントって何だろう…??」
つづく
さぁ、ともこ先生任務完了![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
雅紀くんに少しは火をつけられたかな![炎](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/110.png)
![炎](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/110.png)
さぁ、ともこ先生からのプレゼントとは…![??](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/096.png)
![??](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/096.png)
ほんとはともこ先生たちだけどね![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)