櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いしますお願い

大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート





ここから数日、少し辛い場面となりますアセアセ
お話なので、大丈夫だと思われる方のみお読みくださいお願い
最後は絶対に大丈夫なので、付いて来てくださると嬉しいです笑い泣き


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美味しい食事を食べ、明日から翔ちゃん、空くんの待つ家に戻れるんだと思うと、俺はウキウキして、明日から仕事だというのに、布団に入ってからも眠りにつく事が出来なかった。


俺は布団の中で、スマホの中の水族館の写真の翔ちゃんと空くんを1人ニヤニヤ眺めていた。
写真を眺めながら、早く2人に会いたいなぁ〜なんて考えていた。


その時、翔ちゃんの名前で着信があり、スマホが震えた。


翔ちゃんだっ♡
どうしたんだろう??お、以心伝心??
もしかして、俺の声でも聞きたくなっちゃったのかな、くふふっ♡♡


そんな呑気なことを考えながら、スマホの画面をタップした。


「もしもしっ♡」


「雅紀っ!!!」


「?…翔ちゃん、どうしたのっ??」


「まさき…どうしよう…空が…空がいないんだ…。俺…どうしよう…」


「え??どういう事??」


「おれ…おれ…どうしよう…」


「とにかく落ち着いて!!俺、今からそっち行くからっ!!」


「おれ…探しに…行かなきゃ…。空に何かあったら…おれ…うっ、ううっ…」


「とにかくすぐ行く、今すぐ行くからっ!!翔ちゃん、このまま通話切らないで!!分かった??今、行くからねっ!!」


俺は通話を切らないまま、布団から飛び出し、智先生とニノに状況を伝え、部屋着のまま飛び出した!!

俺の後を2人も追いかけてくるけど、ごめんっ!!
2人を待つことなく、猛スピードで翔ちゃんの家に向かった。
スマホからは翔ちゃんが仕切りに、空くんの名前を連呼しているのが聞こえる…。

翔ちゃんの家のマンションに着き、エントランスの暗証番号を押し、自動ドアを解錠しエレベーターに乗り込んだ!!


「翔ちゃんっ!!今、マンションに着いたからっ!!はぁ、はぁ…」


「ううっ…まさきぃ…どうしよう…」


そう言っている間にエレベーターは5階に到着し、俺は玄関の扉を開け、玄関に靴を脱ぎ捨て、部屋の中へと入った。


「翔ちゃんっ!!」


リビングのソファーの下で小さくなって、スマホを握りしめ、震える翔ちゃんを見つけた。

俺は急いで駆け寄り、翔ちゃんを抱きしめた。


「翔ちゃんっ!!大丈夫??はぁ、はぁ…とにかく、落ち着いてゆっくり話して?んっ、はぁ…俺が来たから、もう大丈夫だから…!!」


その時、ニノと智先生も玄関から慌てて入ってきた。


「翔くんっ!!」「翔ちゃんっ!!」


「ニノ、智先生!!」


「空が居ないって…どういう事だっ!!はぁ、はぁ!!」


「翔ちゃん…はぁ…何が、あったのぉ…はぁ、はぁ…」


「お、俺…おれぇ…うっ…うぅ…」


翔ちゃんの震えがどんどん大きくなる。
俺は翔ちゃんを抱きしめながら、背中を撫で続け、仕切りに声を掛け続けた。


「翔ちゃん…大丈夫…大丈夫だよ…空くんは絶対に大丈夫…だから、ゆっくり話して…大丈夫だよ…」


翔ちゃんは俺の服をギュッと強く掴み、震えながらも、事の詳細を話し始めた。



つづく


空くんが居なくなってしまいました…アセアセ
空くんは何処へ…泣
話を聞いたら、みんなで空くんを探しに行こう!!
空くん…どこかで泣いているかも…泣くうさぎ