櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

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大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




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それから、松潤がコーヒーを入れてくれて、俺はコーヒーを飲みながら考えた事を、言葉にして2人に伝えた。


「翔ちゃん…俺、やっぱり2人と一緒に居たいっ。今日は一度智先生の所に帰って、智先生とニノに話をしてくる。だから翔ちゃんも申し訳ないんだけど、お父さんとお母さんに話してもらってもいいかな??俺…明日からこっちに戻ってきたい!!また、3人で一緒に暮らしたい!!」


「雅紀…良いのか?」


「お母さんには申し訳ないけど…でも、もう俺も限界だし、あんな空くんを見てるのが辛い…。だから、お願い…。」


「分かった!!俺も、お袋に話してみる。いや、絶対に説得する!!俺たちのために…!」


「うん!お願いします!!反対されても、とにかく明日からはこっちに帰ってくる。そして、理解してもらえるように、この先頑張るから!松潤、心配かけてごめんね…。でも、松潤の言葉にも、背中押されたよ。ありがとう!!これからも…よろしくね?」


「ったく、世話のやける3人だぜっ!!仕方ねーから、これからも付き合ってやるよっ///」


「松潤、ありがとう。じゃあ、翔ちゃん…俺、一度帰るね??」


「おう!!」


「空くん?たくさん、元気くれてありがとう!!また明日来るね!!」


「まさきせんせい…かえっちゃうの??」


「うん…でも、また明日から会えるよ!!空くん、よろしくね!!」


「あちた、まちゃあえりゅ??」


「うん、会えるよ!!」


「わかっちゃ…」


空くんは、俺のところに来てぎゅっと抱きついてきた。
この時、しっかりと話をしておけば良かったのに、俺は早く戻ってとにかく智先生とニノに俺の覚悟を伝えなきゃと焦っていた。
「明日、会える」だなんて、曖昧な言葉ではなく、きちんと空くんが理解できるように伝えるべきだったんだ。そうすれば、あんなことにはならなかったのに…。





雅紀が帰った後、潤が空を見てくれている間に、俺は寝室で実家に電話をした。


「あ、もしもし、俺!!今日はありがとうね…。」


「空ちゃん、大丈夫だったのっ??」


「いやぁ、泣いて暴れて凄かったみたい…。でも、雅紀が抱っこしたら、ピタッと泣き止んで、また眠ってたよ…。」


「そう…。良かったぁ…。潤くんには、申し訳ないことしちゃったわね…。」


「まぁ、俺だって拒否されるぐらいだからな…。で、お袋がさ、まだ納得してないのは、百も承知でお願いなんだけど…」


「…なぁに…?」


「やっぱり、雅紀に帰ってきてもらうことにしたから。空のストレスが半端ねぇし、日に日に症状が悪化していくのを見てると、やっぱり空のためには良くないんじゃないかと思って。お袋には悪いけど、今は空の気持ちを優先してやりてーんだ!!ということで、よろしくお願いしますっ!!また、3人で一緒に暮らすことを認めてくださいっ!!」


「べ、別にお母さんは、一緒に暮らすのを反対した覚えはないというか…。空ちゃんがそんな状況なんですもの、そこは翔ちゃんと雅紀くんできちんと話せば良いというか…。ただ、まだ気持ちの整理がつかないというか…。ごめんなさい…。でも、今日話をしてみて、雅紀くんの人柄は少し分かったつもりなの。お母さんも、あの後お父さんとも話をしたの…。でも…でもね…頭では分かってるの。だけど心が追いつかないというか…。お母さんのワガママで嫌な思いさせちゃってるわよね…ごめんなさい…。」


「いや、お袋をこんなに悩ませちゃって申し訳ないって思ってるよ…。だけど、俺と雅紀の気持ちは変わらないというか…。だからお袋のペースでいいから、わかって貰えたらって思ってる。それは雅紀も同じだよ!お袋に申し訳ないって言ってた…。」


「…ごめんなさい…。意気地のない母親で…。」


「お袋?そんなに自分を攻めないで?」


「ありがとう…。ほんとに、ごめんなさい…。」


「もう謝らないで?また、連絡するから…」


「そうね…。次は空ちゃんにも会いたいし…。」


「うん、会ってやって?空も喜ぶよ!じゃあ、また連絡するから…」


「空ちゃん、気をつけて…あげてね?」


「分かった…。じゃあ…。」


悪いことをしているわけではないのに、母親を悩ませてしまっていることに少し心がチクリと傷んだ。



つづく


雅紀くん、覚悟を決めたようですグッ
お母さんも苦しんでますね泣くうさぎ
みんなが幸せになりますように…お願いキラキラ
あれ??空くんに何が起こったの!?
とお思いの皆さん、はい!
恒例の作者の焦らしタイムが始まりましたチュー
もう暫し、お待ちください照れ