「うおっ!!美味そっ!!」
「翔ちゃん、シソ入りの餃子好きだから。生姜も多めにしてるからね!」
「お袋、さすが!!食っていい??」
「そんながっつかなくても、ふふ。熱いから気を付けてね!!」
「いっただきまーーす!!」
はむっ
「うんめぇーー!!やっぱ、シソが入るとなんかさっぱりして、止まらなくなんだよなぁ〜!!」
「ふふ、良かったわ!!雅紀くんも、お野菜切ったり、包んだりしてくれたのよ!ね?」
「まひで??めっはふめぇーーよ!!」
「翔!!口の中が終わってから喋りなさい!!」
「「…くふふ」」
「さっき話してた通りねwww」
「ですねwww」
「何だよ、2人して…!ってか、雅紀!食ってみ??マジでうめぇから!!」
「そうね、食べてみて…。」
「じゃあ、いただきます…!」
ぱくっ
「…美味…しい…!!!」
「だろ??」
「別に、翔が作ったわけじゃないだろwww」
「いや、そうなんだけど!でも、この餃子…雅紀に食わしたかったんだ…。俺のお袋の味だから…。」
「翔ちゃん…。」
「はは、なんかお袋と雅紀もいい感じで打ち解けてきたし、良かったよ!!」
「べ、別にお母さんは、雅紀くんのことが嫌いな訳じゃないのよ…。」
「分かってるよ、仲良くしてくれて嬉しいって事!!」
「まぁ、お料理のことでは、翔ちゃんよりは話が合いそうよねっ///」
「翔の料理は壊滅的だからなwww」
「いや、親父だって、そんな大差ねぇだろ??」
「俺は若い頃は自炊してたから…」
「あら、じゃあ今度はお父さんにお料理お願いしようかしら〜!」
「か、母さんっ!!」
「翔ちゃんも、宇宙人ウインナーは作るの上手だよね??」
「ま、雅紀っ///」
「宇宙人ウインナーってなあに??」
そこから、俺たちは宇宙人ウインナーについて話し、美味しい食事を食べながら、楽しい時間を過ごした。
少しはお父さん、お母さんとも打ち解けられたかな…。
そう思っていた時、翔ちゃんのスマホが鳴った。
スマホの画面には、潤くんの名前…。
翔ちゃんは慌てて、通話ボタンをタップした。
俺も、空くんに何かあったんじゃないかと、翔ちゃんと潤くんの会話に耳をすませた。
つづく
何だか、いい感じに打ち解けられてきましたよね
お母さんも雅紀くんのことが嫌いなわけではなく、そういう関係の理解に苦しんでいるだけなんですよね…
それよりも、潤くんからの電話
何かあったのでしょうか
1つ前にさくらさくAちゃんの福岡の言葉展のブログをリブログしてます
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