櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

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大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




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空くんに手を引かれ、星さんの前に来た。


「まさきせんせい、ママだよっ!!ママー、まさきせんせいっ!!空のだいちゅきな、まさきせんせいだよっ!!」


「ふふ、いつも見てるから知ってるわよ、空が大好きなの、ママにもちゃんと伝わってる。」


「あ、あのっ///初めましてっ!!あ、相葉雅紀と申しますっ!!」


「雅紀さん、そんなに畏まらないで??私は毎日あなた達のこと見てるから、何だか初めましてな気がしないわ!いつも空に優しく接してくれて、たくさんの愛情をかけてくださって、ありがとうございます。そして、毎日私に空のことを報告してくれて、ありがとう。」


「へ??」


「雅紀さん、いつも一日の終わりに空の事、私に報告してくれてるでしょ??今日はこんな事がありました。こんな事で空くんが笑ってました。とか…。ちゃんと届いてるの、いつもありがとう…♡」


「雅紀…そんな事してくれてたのか??」


「ふふ、翔はそんなことしてくれないのにね〜!雅紀さんから、空の事たくさん聞かせてもらえるから私も安心してるの…見ていても私はその場面に入ることも、空が困っていても助けてあげる事も出来ない…だから、雅紀さんが空のことを気にかけてくれて、空の気持ちをちゃんと分かろうとしてくれてるのが、凄く嬉しいのよ…。空が雅紀さんを好きになる気持ち、ちょっと分かっちゃうかも!!」


「お、おいっ星っ!!」


「翔ったら、ふふ♡大丈夫よ、取らないから〜♡」


「いや、それはもちろんそうなんだけど…///俺が言えた義理じゃないけど、お前は俺だけ見ておけばいいって言うか…///」


「翔は欲張りね〜!!まぁ、私も最後に愛したのは翔だというのは変わらないけどねっ♡」


「…///」


「雅紀さん?空と翔の所にもどるのは、まだ怖い??自信がない??」


「……。すみません…。情けないやつで。翔ちゃんの事も、空くんの事も大好きな気持ちは変わらないし、一緒にこれからも居たい気持ちは変わらないんです…。でも、一緒に居るならみんなに祝福して欲しいっていうか、贅沢な悩みですよね…。でも、俺が2人と一緒にいることを嫌だなって思う人がいるのに、その気持ちを押し通して良いものか…。ってか、こんな事星さんにっ!!ごめんなさい!!!」


「雅紀さん?私はね、あの事故で命を落として、今とっても後悔してるの…。もっと、空とこんな事をしておけば良かった、こんな所へ行っておけば良かった…。それは翔に対しても同じ…もっとこんな風にしていたら、こんな気持ちを届けていたら…って。いくら後悔しても、時は戻せないのよね…。私も、もっと空や翔と過ごしたかった…。たくさん私からの愛を伝えたかった…って思ってる。だからこそ、雅紀さんには後悔して欲しくないの…。人の命なんていつ散ってしまうかなんて分からない、だったら、前に進んだもん勝ちよ、ふふ。きっと、翔のお父さんとお母さんも雅紀さんのことを知ったら、空や翔と同じように雅紀さんのこと絶対好きになるわ〜、それは私が保証するっ!私も雅紀さんだから、翔と空を託したいと思えたんだもの。これで翔が変な女に引っかかってたら、化けて出てやるところだったわっ、ふふ!!」


「おいおい、怖いことこと言うなよ!」


「でも、翔はやっぱり人を見る目があるのね〜!!わたしもいいオンナだけど、雅紀さんもいいオトコだものね〜♡だから、雅紀さん…これからも翔と空のこと…よろしくお願いします!!」


そう言うと、星さんは俺の手を両手で優しく包んでくれた。

そこから俺たちは、一緒に4人でかくれんぼをしたり、鬼ごっこをしたりして楽しんだんだ。


不思議な感覚だったけど、すごく心が温まるような素敵な時間だった…。


つづく



星さんからの後押しもありましたねグッ
星さんからしてみれば、近くで空くんの成長を翔ちゃんと見守ることが出来るなんて、羨ましくて仕方のない事ですもんね…泣くうさぎ
雅紀くん…勇気を出せるといいね!