櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いしますお願い

大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆


《翔くん、大丈夫か??元気にやってるか??》

《智先生…元気なわけないじゃないですか…》

《ハハ、そうだよな》

《雅紀は…?》

《カズの仕事部屋!さっさと引っ込んで寝ちまったよ!!まぁ、寝れてはねーだろうがな…。それより空はどうだ??》

《見送る時は元気に見送ってたんですけど、やっぱり時間が経つにつれ、段々元気なくしちゃって…大好きなブロックでも遊ばないし、ぬいぐるみ遊びもしないし…。でも、泣かないんです。俺の前では…。さっき寝かしつけして、寝たかなって顔を見たらシーツが涙で濡れていて…無意識になんですかね…寝ながら泣いてて…なんか切なくなっちゃいました。》

《そっか…やっぱりまーくんの存在は、空にとってはデカいよな…》

《そうですね…俺がお見合い写真のこと、ちゃんと話しておけばこんなことにならなかったのかも…》

《いや、翔くんのせいだけじゃねーぞ!!まーくんは昔っから、優しすぎて心が弱くなっちまうところあるから…。空にとっても、まーくんにとっても、翔くんにとっても、最後は良い答えになるようにしなくちゃだよなっ!まっ、安心しろ!!まーくんは、翔くんと空から離れることは出来ねー、俺が保証するっ!!》

《そうだといいんですけど…》

《おいおい、勘弁してくれよ〜!翔くんまで弱気になるなよ〜!翔くん、空のこと頼んだぞっ!!》

《もちろんですっ!!》

《よしっ、なら大丈夫だっ!!また、連絡するからな!!》

《はい…雅紀のこと、よろしくお願いします…。》

《おぅ、任せとけ!!》


俺は雅紀を思いながら、空を優しく抱きしめながら眠りについた。
そして、朝が来た。


「空〜、朝だぞっ!!保育園行くんだろ??起きないと、遅刻しちゃうぞっ!!」


ガバッ


保育園というワードで、こんなにすんなり起きれるなんて!
空にとって、保育園という場所の存在は大きいよな…。
よしっ、久々に宇宙人ウインナー作ってやるか!!

リビングでゆっくり、ゆっくり着替えている空。
熟睡出来てなかったのか…何だか、まだ眠そう…。


「空ー、今日の朝ごはんは宇宙人ウインナーだぞっ!!」


「え?宇宙人ウインナー??」


「早く着替えないと、パパがぜーんぶ、食べちゃうぞーー!!」


「だめーーっ!!空もちゃべりゅーーー!!」

急いで着替えを済ませ、顔を洗い、リビングに戻ってきた空に、プレートに乗せた朝食を運んだ。

ちょっぴり不格好なおにぎりと、宇宙人ウインナー、少し焦げてる卵焼き…プチトマトにフルーツの盛り合わせ!!


久々に作った割には、頑張った方かな…。


「わぁー、うちゅうじんウインナーだぁー!!まさきせんせーい!!あ…ちょうだ…いないんだった…。」


明らかに落ち込む空。


「空?早く食べて、保育園行こう??雅紀も空に会いたくて、待ってくれてるんじゃないのか??」


「…うんっ!!がんばっちぇちゃべりゅー!!」


「ハハ、よく噛んで食べろよ!!」


こうして朝食を食べ終え、雅紀の待つ保育園に俺たちは逸る気持ちを抑えながら向かったのだった。



つづく


智先生、空くんの事を気にかけてくれていたのでした飛び出すハート
空くん、雅紀先生に会えるからウキウキですハート
きっと、翔ちゃんもだよねラブラブ