さくら保育園の女子更衣室は、何やら朝から作戦会議中!!
「今日、まー絶対落ち込んでくるわよね?」
「うん、落ち込んでくると思う…」
「そうですね…」
「私たちで、なるべく優しく接してあげましょっ!!」
「そうね!」
「そうしましょう!!」
「あ、で色々探れたら、午睡の時に探っとくから!!」
「ともこ先生、よろしくね!」
「バブリーの存在…気になりますもんね…」
「さぁ、働きましょっ!!」
着替えと作戦会議を終え、3人で職員室に向かっていると…
「あ、まー出勤してきましたよ!!」
「ほんとだわっ!!みんな、じゃあ『優しく』ねっ!」
「「はーい」」
「あ、ともこ先生、あきこ先生、ミドリ先生、おっはようございまーーす!!!」
「…え?あ、雅紀先生、おはよう…」
「おはよう…」
「おはようございます…」
「あれーー?先生たち、元気ないですね??今日、まだ月曜日ですよ??大丈夫ですかぁー??週末、遊び過ぎたんじゃないですか??くふふ♡♡さぁ、今週もバリバリ働きますよ!!じゃ、着替えてきまーす!!」
パタン
「「「……」」」
「え?何?めっちゃ元気じゃない??」
「ほんとよ…何なら私たちの方が元気ないと思われちゃったけど…」
「おはようございますの、『お』の後にちっちゃい『っ』が入ってましたね…」
「なんなのーー??あんだけ心配させといて!!うーーー、こうなったら午睡の時、根掘り葉掘り聞いてやるっ!!」
「ほんとよね!!ともこ先生報告待ってるわ!!」
「よろしくお願いします!!」
そして、午睡時間…
「雅紀先生、なんだか今日はいつにも増して元気だったわね?何かいい事でもあったの??」
「えっ///な、何もないですよ!!」
「…嘘おっしゃい!!私の目は誤魔化せないって言ってるでしょ??何があったの??」
「んっ///えーーっと、今週の土曜日に3人でお出かけする事になりました///」
「あら、そうなの??良かったじゃない!!」
「はいっ!!」
「でも、それだけじゃないわよね?今日の雅紀先生のテンションからいくと…!」
「え…///いや、そんなにいつもと違いましたか??」
「まぁ、いつも元気だけど、私には分かっちゃうのよね〜!!いつもとの違いが!!」
「え?怖っ…」
「何?何か言った??」
「な、な、なんでもないですっ!!」
「で?焦らしはいいわ!早く言っちゃいなさいよ!!」
「…言うんですか…?」
「え?逆に言わないの??うわぁー、あんなに相談にのってきてあげたのに…」
「は、は、話します!!あの、実は…櫻井さんから、その…えっと…告られました///」
「えっ!!付き合う事になったのっ??」
「そ、そうなんです///はっ!!保育園的に、まずいですか…??」
「まぁ、よろしくはないけど、空くんの卒園までバレないようにすれば、別にいいんじゃない??」
「えーー、大丈夫ですかね??」
「それは、こっちのセリフよーー!!雅紀先生が上手くやらなきゃよっ!!」
「で、ですよね?俺、バレないように気をつけます!!」
「まぁ、私たちにはバレバレだけどね…」
「え??何か言いました??」
「何でもないわよっ!!まぁ、いつでも相談に乗るから、なんでも話しなさい!!」
「ともこ先生ーーー!!ありがとうございますっ!!」
「で、他には?何も相談することはない??」
「……」
「あるのね…早く話しちゃいなさいっ!!」
「えっと、櫻井さんとは上手くいったんですけど、ちょっと心配になることが1つありまして…」
「なに、なに??」
「あ!!でも…ともこ先生、もう休憩回さないと
…」
「えーー、もうそんな時間??じゃあ、この続きは明日ね!!」
「はいっ!!よろしくお願いします!!」
「じゃあ、休憩行ってくるわっ!!」
「行ってらっしゃい!!」
よしよし、まーったら、すっかり私に忠誠誓っちゃってるわね、ふふ♡♡
可愛いヤツめ!!
明日も相談のってやるかっ!!
その前に告られた事だけ、あきこ先生とミドリ先生に報告してこよっと〜🎶
つづく
遅くなりました
落ち込んで出勤してくると思ってた雅紀くんが元気で拍子抜けの3人
雅紀くん、ともこ先生のことすっかり信頼して恋愛相談お願いしちゃってますね
バナナ白濁ソイラテ会、こちら的には大盛り上がりですねっ(◍¯∀¯◍)ꉂꉂƱʊʊʊ