櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いしますお願い

大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




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お湯を沸かし、インスタのコーヒーを入れた。
翔ちゃんは、砂糖もミルクも入れて、ラテっぽくして飲むって言ってたな、確か…。

こんなに気持ちが落ち込んでいても、得たばかりとはいえ、翔ちゃんの情報は頭の中にインプットされちゃってるんだよね…。

「はぁ〜、落ち込んでても仕方ないよね…」

コーヒーを持って、リビングへ向かった。

「…翔ちゃん、お待たせっ!!」

「お、おう!サンキューな!!」

「はーい、どういたしまして…」

「「……」」

会話が見つからない、と言うか会話の内容はいくらでもあるんだけど、何か話してると、そのまま地雷を踏むことになるのでは…と思うと、話せないというのが正解かな…。

でも、このまま気まずいのも何だかな…
よし、何か喋ろう!!

「「あのさっ」」

いざ、話そうとなると、同時に話し始める俺たちっ!!
いや、タイミング!!

「あ、えっと、翔ちゃんからどうぞ!!」

「いや、雅紀からでいいよ!!」

「いやいや、翔ちゃんからどうぞっ!!」

「いや、明日雅紀、何時に出るのかなって思って…」

「ああー、えっと今週は真ん中の時間帯の番だから、8時頃に出れば間に合うかな〜」

「そ、そっか!!」

「「……」」

「ま、雅紀は?さっき、何か喋りかけてなかったっけ??」

「あ、えっと…何か明日の夕飯食べたいもの、あるかな〜なんて///リクエストもらった方が、作りやすいっていうか…」

「ああ、そ、そうだな!!えっと、オムライスとか??」

「オムライス??ふふ、翔ちゃん可愛い!!」

「へ??いや、えっと、そ、空が好きなんだよ!!そう、そうだよ!!」

「そうなんだ!!翔ちゃんは?オムライス好きじゃないの??」

「いや、えっと、まぁ嫌いではないというか…」

「…」

「好きだよっ!!俺の大好物だよ///子どもっぽいとか、思ってんだろ??」

「なんで?そんなこと思わないよ!!俺も、オムライス大好きだし!」

「なら、良かった…」

「じゃあさ、じゃあさ、卵はどっち派??フワトロ??それとも、昔ながらの固めでしっかり巻くタイプ??」

「うーーー、悩むな!!どっちも上手いんだよな!!でも、どちらかと言うとやっぱり昔ながらのかな〜!!」

「分かるぅーー!!一緒、一緒!!どっちも美味しんだけどさ、やっぱり昔ながらの固めの卵に、ケチャップが食べたくなっちゃうよね〜!!よし、明日はオムライスにしよっと!!空くんも好き??」

「ああ!空も大好物だから、喜ぶよ!!ってか、雅紀仕事終わってから、キツくないか?とは言っても、俺はオムライスは流石に作れねーしな」

「大丈夫だよ!!普段だって、自分の毎日作ってるんだから!まぁ、たまに面倒な日は買ってきちゃうこともあるけど…その時はちゃんと手抜かせてもらうから!!」

「おう!無理だけはお互いやめような!!」

「うん!!じゃあ、そろそろ俺寝よっかな??」

「明日もあるしな、俺はもう少しここにいるから、カップ流しに置いといていいぞ!!後で一緒に洗っておくから!」

「ありがとう、じゃあ、お言葉に甘えて!!翔ちゃん、おやすみなさい!」

「おう、おやすみ!!」

カチャッ、パタン

「はぁーーーーーー」

大丈夫だよね?普通に喋れてたよね??オムライスの件からはいつも通りだったよね??
よし、よし、これでいい!!これでいこう!!
平常心、平常心…!!

俺は心の中で呟き、翔ちゃんが用意してくれた布団に入った。

翔ちゃんが用意してくれた布団は、翔ちゃんの家の香りがして、またドキドキしてしまった俺だったけど、昨日の寝不足と、今日の色々なバタバタでいつの間にか夢の中に落ちていったのだった…。



つづく


何とか、オムライスの話でいつも通りになれましたね笑い泣き
翔ちゃんのお家の香りのお布団…想像するだけで、羨ましーーいデレデレハートハートハート
翔ちゃんの香りに包まれて、眠りたいわぁ〜キラキラキラキラキラキラ