櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

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大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




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ご飯を食べ終わると、片付けは「俺がやるから!」と、翔ちゃんがやってくれた!
俺は空くんと一緒に絵本を読んだりして、少しゆっくりと過ごした。

ふぁぁぁぁ…

空くんが欠伸をし始めた。
そろそろお眠タイムかな…?

「空くん、明日も保育園だからパパとお眠りしてきたら?」

「うーん…まさきせんせいは…?」

「え?先生は、お隣のお部屋で寝るよ?」

「えーーー、まさきせんせいもいっちょがいいーーー!!」

「いやいや、さすがに一緒に寝るのは無理かなぁ…空くん、ごめんね!」

「なんで、ダメなの??空がねじょうがわるいから??」

「いやいや、そんなことないよ!!えっと、なんて言えばいいのかな??ほら、空くんとパパで一緒のベッドでしょ?そこに雅紀先生が入っちゃうと、ベッドがギュウギュウになって、空くんが落っこちちゃうといけないから、ね??」

「空、まさきせんせいとギューってちてねるから、おっこちないよ??」

「えーーー!!雅紀先生とぎゅーーして寝るの?」

「うん!!だって、まさきせんせいママとにおい、いっちょなんだもん!!だから、ぎゅーちてもらうとおむねがポカポカってちて、きもちがいいんだよ!!」

「空くん…じゃあ、ベッドで一緒には寝れないけど、雅紀先生がぎゅーして寝かそうか??」

「いいの??」

「うん!いいよ!!おいで!」

そう言うと空くんは嬉しそうに俺の膝にちょこんと座り、胸の中にぽすんと収まった。
ふふ、空くんってホント可愛い♡♡

俺は優しくギュッと包み込むと、身体をユラユラと揺らし鼻歌を口ずさんだ。

「ふんふんふんふんふんふーーん、ふんふんふんふんふんふんふーーん…」

「空、このうたちってる!!」

「空くん、分かるの??この歌はね『星に願いを』っていうお歌でね、ピノキオのお話に出てくるお歌なんだよ!!」

「空のママも、いちゅもこのおうた、うたってくれてた…まさきせんせい…ちってたの??」

「い、いや!初めて知ったよ!!そうだったんだね…」

「うん…ママはね、おほちしゃまになっちゃったんだって…だから、ママにあいたくなったら、おちょらをみるとママにあえるんだって…パパがそういっちぇた…」

「そっか…」

「空くん、ママはお星様になっちゃったかもだけど、空くんが大きくなるのをずっと空から見守ってくれてるよ…それに、ママのことを思いながら寝ると、もしかしたら夢の中でも逢えるかも…。ママとこんな事したいなぁ…って思いながら、目を閉じてごらん。夢の中に出てきて、空くんのお願いを叶えてくれると思うよ…。目が覚めた時には、寂しいんじゃなくて、夢の中でママと逢えた事で、きっと幸せで温かい気持ちになれるはずだよ…。ママとどんな事したいかな…。」

「…うーんとねぇ……ママとぉ……いっちょに……ぎゅぅ……」

「……」

「空くん、寝ちゃったかな…夢の中で、逢えるよ…そして、きっとママにぎゅーってしてもらえるよ!!星さん、お願い叶えてあげてくださいね…」

ー雅紀さん…空の願い事を聞いてくれて、ありがとうー

俺の耳に星さんの声が聞こえたような気がして、辺りを見回した。
星さんの姿がみえることはなかったが、きっと近くで見守ってくれてるんだろうな…
空くん、ママが逢いに来てくれたよ…きっと夢の中でぎゅーして貰えるから、たくさんママに甘えてね…。

俺の洋服にしがみついていた空くんの手が、力が抜けてだらりと下にさがった。
ふふ、ぐっすりだね…
さぁ、ベッドに移動させなきゃだけど、翔ちゃんの片付けが終わるまで、もう少しだけ空くんの事…抱きしめさせてもらおう…。

俺は自分の頬を空くんのおでこにそっと当て、空くんの温もりを感じながら、そっと目を閉じた…。



つづく



雅紀くんにも、星さんの声が聞こえましたねびっくり
星さん…近くで見ていてくれているから、今日の雅紀くんの事を見て、とっても信頼してくれたようです…おねがい
空くん、きっと夢の中でママと会えるね…スター

そしてup遅くなり、すみません泣