櫻葉・相櫻小説ですハートグリーンハート

苦手な方はこちらで回れ右ー、お願いしますお願い

大丈夫な方、お付き合い頂けたら嬉しいですルンルン

よろしくお願いします飛び出すハート




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引越し業者の人にほとんどお任せの今回の引っ越し。
そして、新居では待機していた俺の親が台所周りなどもほとんど整理してくれたので、俺と空が到着してからはほとんどやる事はなかった。

「翔?後は何かやることはある?」

「お袋、ありがとう!もう大丈夫だよ!お袋も疲れたろ?」

「何言ってるの!これくらいどうって事ないわよ!あまり、年寄り扱いしないでくれる?」

「ハハ、お袋は元気だけが取り柄だもんな!」

「何よ〜、他に取り柄がないみたいに言わないでくれる?ねぇ、空ちゃん!」

「ばばちゃんはすごいよ!!」

「あら〜空ちゃん!ばばちゃんの事、褒めてくれるの?嬉しいわぁ〜」

そう言って、空を抱きしめるお袋。
空も嬉しそうに抱きついている。
こうやって、少しずつ笑顔が増えて、元気になっていければいいよな…抱き合うお袋と空を見て、そんな風に感じていた。

「翔!あっちの部屋も片付いたぞっ!」

「親父、ありがとうっ!」

「あっ!空!ばばちゃんとギューしてるのか?じじちゃんも頑張ったから、じじちゃんにもご褒美のギューしてくれ!!」

「いいよ!!」

そういうとお袋から離れ、今度は親父と抱き合う空。

「空からギューされると元気が出るな!!」

「ほんと?じゃあ、じじちゃんとばばちゃんのこと、ぼくがたくちゃんギューちてあげるね?」

「嬉しいなぁ!!じゃあ、毎日空にギューして貰いに来ちゃおうかな?」

「うん!いいよ!!」

「いやいや、勘弁してくれよw」

「「ハハハハッ」」

こんな他愛もない事で笑える時間が、嬉しいと思えるようになってきた。
それもきっと、近くで星が見守ってくれてるっていうのが分かっているからなんだろうな…。

「じゃあ、そろそろ私達も帰りましょうか?お父さん!」

「ああ、そうだな!」

「翔?何か困ったことがあったら、いつでも連絡しなさい!貴方が倒れでもしたら、それこそ1番困るのは空ちゃんなんだからね!」

「分かってる…。親父、お袋、ほんとありがとう。そして、これからよろしくお願いします!!」

「あらあら、珍しい!翔が私たちに頭を下げる日が来るなんて、ねぇ、お父さん!明日は雨かしら〜」

「ほんとだなっ!!」

「何だよ、それ!ひでー言われ様だな」

こうして、親父とお袋は帰っていき、家の中には、空と俺だけとなった…。
少し寂しそうな表情の空…。

「空?明日からは保育園に行くぞ。保育園にはお友だちや、優しい先生がたくさんいるぞ!!お友だち、たくさん出来るといいな?」

「うん!!」

こうして、俺と空の新しい生活がスタートした。



翌日、俺と空はドキドキしながら、さくら保育園の門をくぐった。

ここで新たな出会いが、俺と空に待っているだなんて、思いもせずに…。



つづく



短めですみませんアセアセ
さぁ、いよいよ明日からは保育園上差し
という事は〜いよいよ登場グリーンハーツ
どんな出会いとなるのか…飛び出すハート