「デッド・オア・アライブ」セクハラで発売自粛? | スクラップブック

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女の子がビーチバレーするゲーム「デッド・オア・アライブ エクストリーム3」がセクハラでアメリカ・ヨーロッパで発売自粛になりました。(日本発売予定日:2016年2月25日)
DOA X3 発売停止(ハフイントンポスト)


格闘技ゲームのスピンオフで、女性選手がビーチで戯れ、ビーチバレーで対決するゲームです。

先週水曜日"Dead or Alive"公式Facebookページでの新作発売に対するある投稿が話題になりました。
「デッド・オア・アライブ エクストリーム3」を北米・ヨーロッパで売るつもりは無い。
予定を変更することも無いだろう


We do not bring DOAX3 to the west and won't have any plan change in the future


その後もヨーロッパ・北米での発売停止理由を説明しています。

皆さんは、ゲーム業界の女性の扱い方に関して問題が紛糾していることはご存知ですか?
私達はそのことについてここで言及する気はないが、実際、ここ数年、我々もこの問題にぶつかり、この決断にいたりました。


Do you know many issues happening in video game industry with regard to how to treat female in video game industry? We do not want to talk those things here. But certainly we have gone through in last year or two to come to our decision. Thank you


ただ、ハフイントンポストが真偽をKoeiに質問しても返事はされず、一社員の発言なのか、正式な発言なのかはいまだ、不明です。

ちなみに、今年の8月にはまだ、湧き上がる女性問題に対し、男性キャラクターも登場させ、
みんなバレーやゲームをしているだけ、という大義名分でヨーロッパ・北米の販売をめざしていたという報道もあったようです。(笑)
が、実際のCM、予告動画は女性満載で、女性問題対策をしたようには思えず、
「自粛が濃厚です」

『DEAD OR ALIVE Xtreme 3』ドキドキ!ショートムービー第2弾



◆感想

以前女性権利団体も感激ニンテンドー「スプラトゥーン」 の記事でも書きましたが、
近年ゲーム内の女性の扱い方が大きな問題になっています。

昨年夏、#gamergate というハッシュタグの下、ゲーム業界の「女性は過度な露出をし、性的なものや、褒美にすぎない」という体質に大きな抗議運動が始まり、今後のゲーム作りに影響を与えるのではと言われていました。


日本の作るゲームの女性は子供っぽいので、余計に嫌悪されやすく、気をつけなければなりません。


ゲーム製作の自由度が減るのは悲しいのですが、
セクハラ表現が女性をゲームから遠ざけているという調査結果もあるようなので、
先細りといわれるゲーム業界には必要なことなのかもしれません。

◆今日の面白画像
「帯に短し襷に長し」